冬の野外博物館 | 謎のこうのとり 

 

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プリンス・エウシェン美術館からスカンセン野外博物館まで意外と近かったので

歩いていく。午後2時30分、小雨が相変わらず降り、もう薄暗い。

 

スカンセン野外博物館に到着。なんだか物悲しい雰囲気が漂っている。

ここは家族連れで、もっと暖かい季節に来るべきところだと思いつつ

ストックホルムカードを提示して、入場する。

 

長いエスカレーターを上りきると、小高い山にいくつもの昔ながらの建物がある。

 


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明かりのついた家では体験コーナーがあるらしい。でも、外から見るだけ。



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親子連れをひと組見かけただけで、まるで過疎化の村のようだ。

 


謎のこうのとり然ながらアイスクリーム屋も閉まっている。

 


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本当は広い敷地に動物園や水族館もあるらしい。しかし、私はここである目的があったため

早々とエスカレーターで下りるのだ。

 

入場ゲートの横にあるお土産屋さんに行きたかったのだー。

なんと素敵なお店、興奮して、写真を撮り忘れたずら。

ここでいろいろ買って、ルンルンになる。

 

時刻は午後3時過ぎ・・・・・・予定には入れていなかった近代美術館に行こうと決めた。

急いでトラムに乗るのだ。


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2日前に行った国立美術館の前を通り、橋を渡ってシェップスホルメン島に行く。
対岸に見えるガムラ・スタンの街の灯りがやけに暖かく感じる。

この橋を渡る時、かなり怖かった。吹雪いているうえに橋の木が凍っていて、

滑りそうだった。

 

橋を渡りきると、もう真っ暗。近代美術館の袋を持った男性に近代美術館の場所を尋ねた。

その男性は、小さい道を指さして、こっちが近道だと教えてくれたけど、

真っ暗闇の上り坂・・・・・・・少し躊躇していると小さい子供を二人連れた家族が

その道を上り始めたので、急いで後をついて行った。

 

 

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ホントにモダーンな建物ずら。

ここでもストックホルムカードを受付に提示して、入場券をもらった。

子供向けのイベントが開催されていて、家族連れがたくさん来ていた。

 

モダンアートはなかなか難解で、うなりながら鑑賞した。

カジミール・マレーヴッチの「Black and White Suprematist Composition」があった。

以前、読んだ本に出てきた画家の作品なので、メモに書きとめたずら。

 

 

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       エントランス

 

外に出ると、雪が強く舞っていた。

少し歩いたところからホテルのすぐ近くにとまるバスが出ていたので、急いで飛び乗った。

 


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明日はいよいよ帰国のため、午後4時のミュンヘン行きのフライトに乗るずら。

                                             つづく