午後5時30分前になると、もう閉館ですので皆さんお帰りくださいのアナウンスがあった。
館内の人は一斉に出口に向かう。
ミュージアムショップを見る暇もなく、オルセー美術館をあとにした。
相変わらず冷たい空気にうつむき加減となるが、ふと空を見上げると
ほんのり桜色に染まった空が広がっていた。
ルーヴル美術館、金曜日は22:00まで開館しているせいか、すごい人だった。
私はセキュリティチェックを受け、館内に入ると、チケット売り場には長蛇の列。
予めミュージアムパスを買っていて正解だった。
一作品でも鑑賞しようと展示室に向かっていると、34才独身のSさんとバッタリ。
あれから予約していたランチを食べに行ったが、やたら時間がかかって
(3時間も)予定が狂ったらしい。
私と同じずら
実はライオンだった。
「これからどうするの」と聞かれたので、6時30分にMちゃんと一緒に地下鉄で
ホテルにカエルのよと返答すると、「私も一緒にカエル
」とのこと。
女三人で地下鉄に乗ると怖くないもんねー。よかったずら
MさんとMちゃんとホテル近くまで直通の路線があるピラミッド駅まで移動する。
途中、喉が渇いたMちゃんがカフェでお茶しようと言うので、三人で入ってみた。
私はボーイに案内された席に着こうとしたら、Mさんが
「席につくと料金が高くなるから、テイクアウトしようよ」言うので
椅子に座って、ゆっくりお茶したいなぁと思ったけれど、若い人に従うおばちゃんの私。
なんと紅茶が席に着くと5€、しかしテイクアウトだと3€なのだ。
知らなかったー。
しかし、アツアツのコップを持って、街角で飲むのは至難の業だった。
つづく