リプリー 暴かれた贋作
ストーリー
稀代の詐欺師トム・リプリー。舞台はロンドン、パリ。彼の獲物は、莫大な金額が動く現代アートと、そこに群がる富豪たち。リプリーのターゲットは、新進気鋭の画家ダーワット。しかし、ダーワットは、程なく自動車事故によって死亡してしまう。このままでは、予約の殺到している絵は売れず、巨額の損失を被ってしまう。そこでリプリーは、その死を隠匿し、替え玉によってダーワットの贋作を制作しようと計画する。万事がうまく運び、名声と大金を手に入れ、大富豪の美人令嬢と恋に落ちたその時、作品を贋作だと主張する男が現れた。そこでトムがとった行動とは一体?!
偶発的に起こる災難のような不幸。
決して計画的でない、嘘の隠ぺいがハラハラしながらも
上手くいくのはなぜか?
それは最後の瞬間に分かるのだ。
この映画で一番怖い人の正体を知った時、人間不信に陥るかもしれない。