朝7時に我が家を出発予定が、妹のお腹の調子が悪いので
妹の旦那さまだけが迎えにきてくれた。
その頃、妹はトイレで頑張っていたらしい
まだスッキリしない妹を乗せ、いざしゅっぱーーーつ
そんなこんなで予定通り出発は遅れたのだ。
それにもかかわらず、何度もSAで休憩をとる。
私の頭の中のスケジュールは、この時点で完全に「こりゃだめだー」と
ひとつ目の目的地に到着する前に、半ば諦めモード。
そして着いた先は大山崎山荘美術館
妹夫婦が車の横でモタモタしている間に駐車場のおじさんから情報を得る。
現在12時05分、大山崎駅からの送迎バスは一時間の休憩に入ったそうな
仕方なく、この坂道をヒーコラ登る。
途中、天王山の戦いの案内板がいくつかあり、歴史大好き妹の旦那さまは
なかなか前に進まないずら。
この美術館を訪れるのは三度目。
12月に息子と訪れた時は、紅葉が残っていて、とてもきれいだった。
8月妹と甥と息子の4人で訪れたときは生い茂った木々で涼をとり
ここで、しばし一服したのだった。
そして10月、優しい木漏れ日の中は、さわやかな空気が満ちていた。
美術館ホームページより
民藝運動の創始者である柳宗悦(1889-1961)が見出した、健康で自由な民藝美をたたえる仏教美術を紹介します。柳は作為なく無心に作られたものにひそむ美の秘密を、晩年に仏教の「他力道」の思想から解き明かしました。
本展では、柳によって「人間の宗教的情操が生んだ最も美しい光景の描写」とされた《扇面阿弥陀聖衆来迎図》(東京・日本民藝館)や、 「木喰仏のうちでも傑作の一つに数えられる」と讃えられた《秋葉大権現像》(鳥取・秋葉山堂。県外初公開)、「民画のみが持ちうる美」とされた大津絵(大津市歴史博物館等)などが一堂に会します。
本年は奇しくも柳の生誕120周年でもあり、価値観が多様化する現代において、柳が生涯をかけて追い求めた民藝美が、新たな輝きをもって多くの人々に語りかけることでしょう。
この企画展は作品数が少なく、少しがっかりしたが、この美術館の
魅力は何と言っても、建物を取り巻く環境、景色、見事な山荘建築なのだ。
展示室から庭を撮る。これもOKずらね。
ここにはクロード・モネの「睡蓮」連作がある。
食事に必死でさわっても逃げなかった。
そういえば、私もお腹が空いたずら
美術館のまわりは和風庭園と洋風庭園があり、秋の花が咲いていた。
このあとJR山崎駅前のカフェで食事をとる。
甘口カレーうーむ
、厳しく55点。
このあと、再び高速道路で滋賀に向かう。
時間は・・・・・・ 最後の目的地は無理ずらねと覚悟を決める。
この木喰仏の裏側にはちょっとした空間があり、何かをそこへ入れていたふしが
あった。近くにガイドの腕章をつけた見識深そうな老紳士がいたので
質問すると、展示品については説明してはいけないと美術館から言われているとのこと。
そこで、どうしても知りたかった私は
「じゃぁ独り言が偶然聞こえたということにしましょう」
ぷっと吹きだした老紳士「すみません、知らないんです」
へっなんですと その腕章は飾りずらか
よくよく聞くと、天王山ウォーキングツアーのお方だった
まったく紛らわしい位置にいないでよねとちょっと不機嫌にワタクシだった。