正直者 | 謎のこうのとり 

         
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休日出勤して、頑張る正しき事務員のワタクシ。


事務所に1人きりなので、「天使と悪魔」のサントラ音譜を流しながら

仕事をする。

なんだかラングドン教授みたいに

次々と謎を解くかの如く仕事がはかどるずら音譜


午後、職場からいつもの英会話教室に行く。

E子さん、蝉の話をした。

B先生、「ヘイ、こうのとりヒヨコ先週の蝉の話をしてあげて」

先週欠席したE子さんのために再び「銀行員と蝉」話をする。

もう完璧ずら、「cicada」覚えたグッド!


英会話教室の帰り、スーパーマーケットで買い物をする。

ひじきをカゴにいれていると、背後より近づくアヤシイ奴。

キッと振り向くと目

ブルドック紳士だった。

診療の帰り道、美人の奥様のために夕食作りの

買い物らしい。


  ブル 「親分、たくさん買っていますね」


  私  「大親分、今夜のメニュー教えてください」


  ブル 「筋肉買ったよ、安くて美味しいからね」


肉売り場の前で作りかたを伝授してもらったチョキ


スーパーマーケットの入り口でたい焼きを売っていた。

お疲れ気味の時は甘いものがサイコーずらと

吸い寄せられるようにたい焼き屋のおじさんに声を掛ける。


 私    「この白餡って、美味しい?」

 

 おじさん 「あんまり美味しくないよ」


 私    「じゃぁカスタードは?」


 おじさん 「あんまり売れないなぁ、やっぱりたい焼きたいやき

        ツブ餡がいいね」


 私    「じゃぁ4個、あっ明日まで大丈夫?」


 おじさん 「今日食べて。この季節だからね」



 私    「じゃぁ2個でいい。おじさんって正直者だね」


 おじさん 「へへっ そうかい」


帰宅後、筋肉を煮込みながら、たい焼きをほおばる。

正直者のおじさんの優しい気持ちがこもった美味しいたい焼き

だった。