ウォッチメン | 謎のこうのとり 

    
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映画 「ウォッチメン」を見た。


ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。

数々のクリエイターが映画化に着手したものの、衝撃的で複雑なエンディングと、壮大な世界観を構想しきれず、映画化を断念していたグラフィック・ノベル「ウォッチメン」を、『ドーン・オブ・ザ・デッド』『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダーがついに映画化。(作品資料より)


いつも雨が降り、重苦しい暗い画面に華やかなヒーローの

活躍など微塵も感じられない。


過去の有名な史実に関わっているというウォッチメンたちと

その史実との複雑なつながりから、話が展開していくのかと

思ったけれど、ただ関わったということだけで終わってしまう。


葬儀のシーンで流れるサイモンとガーファンクルの音楽は

とてもよかった。



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 この方の演技がとても渋くて、唯一惹きこまれた。



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事故で、神のような特別な存在となってしまうが、

忘れかけていた・・計算できないもの「人間の感情」に気づき、

最後は自分を取り戻す。


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ヒーローと呼ばれている人たちの活躍よりも、それぞれが抱えている

過去のトラウマや心の苦しみが思いっきり映画を暗くしている。

160分・・・・長いなぁと感じた。


最後に神のような特殊能力をもつDr マンハッタンが

数億人を救うために数百万人を犠牲にした黒幕に対して言った言葉。


   「許しはしない。非難もしない。理解はする」


本当の正義とは何だろう? と中途半端な思いが残った映画であった。