姉妹 | 謎のこうのとり 

  映画 「ブーリン家の姉妹」を観た。


      


     


16世紀のイングランド。新興貴族のトーマス・ブーリン卿は一族繁栄のために才気あふれる美しい娘アンを国王ヘンリー8世の愛人に差し出すことを目論む。ところが、王の心を捉えたのはアンの妹で凡庸だが気立ての良いメアリーだった。一家は宮中に移り住み、メアリーは王の子を身籠る。一方、妹に栄誉を奪われたアンは一時フランスへ追放されるが、やがて呼び戻され、大胆にも王妃の座を狙って策略を巡らすのだった。


アンとメアリーは、自分の意思とは関係なく、時代に翻弄された姉妹。

光と影のような対照的な2人だったけれど、最後の姉妹の絆の強さは

どの時代にも共通するものなんだと感じ入った。