幻の江戸城 動物公園と神社仏閣と古墳が同居する不思議な小山に響く「夢見ヶ崎音頭」(前編)
川崎市の南加瀬という町に、加瀬山という山があります。ここは、江戸城を築城したことで有名な、室町時代の武将である大田道灌の築城にまつわるエピソードから、一帯は「夢見ヶ崎」と呼ばれています。加瀬山には市によって動物公園も運営されており、地域住民の憩いの場ともなっています。
少年時代ここに遊びに行っていた小生は、この場所がパワースポットとして紹介されていることに驚き、「本当かよ❗️」という思いで、それを確かめるべく数十年ぶりにこの地を訪れました。
標高35メートルの縦長な小山には、動物公園と複数の神社仏閣と古墳公園があり、今にして思えばずいぶん盛り沢山な山でしたね。
動物たちは本格的にいます。入園料は無く、ゲートも無いので、24時間空いているようなものですね。但、駐車場は無料ですが、時間になると閉鎖されるので、翌日9時まで出て行けなくなるので注意が必要です。
社務所のある神社仏閣は寺院が1つ、神社が2つあります。神社は、熊野神社と天照皇大神という名の神社です。
賽銭箱が置いてないですね。しょうがないので、お参りだけさせていただきました。横に社務所と思われる建物もあって、車も止められているので、無人ではないと思いますが、人の気配がしないです。
天照皇大神の方は、お守りや祈祷もやっているはずなんですが、こちらもこの日は賽銭箱が見当たりません。よく見ると、張り紙があります。
小窓からお賽銭を入れて、靴を履いて、衝立を戻して、元の位置に戻ってお参りしました。
2つの神社は動物も飼育場所と隣接しており、神社が先で、動物園が後からできたのですが、動物園の中に神社があるよな感じに見えます。ある意味ユニークですよね。
太田道灌の築城にまつわるエピソードは後編でお話しします。
面白い亀の姿が撮れたので、最後にご紹介します。親亀の背中に小亀を乗せて〜♬小亀の背中に孫亀乗せて〜♪♩という歌を聴いたことありますが、その世界でしょうか😀
以下の後編に続きます。