今週は桜花賞。
例年であれば自宅近辺は桜が散り始める時期ですが、今年は開花が遅れています。週末から一気に気温が上がって夏日近辺。レースの頃には満開を迎える、ちょっと異例な桜花賞となりそうです。
さて、今回も近年の桜花賞勝ち馬の血統を振り返って見たいと思います。
2014年から23年までの過去10年で、勝ち馬の父は以下の通り。
ドゥラメンテ 2勝
ディープインパクト 2勝
ダイワメジャー 1勝
ヴィクトワールピサ 1勝
ロードカナロア 1勝
キングカメハメハ 1勝
クロフネ 1勝
エピファネイア 1勝
ディープインパクト産駒が最多2勝タイ。なお、2011年から14年まで4連勝していますが、15年以降はグランアレグリアのわずか1勝にとどまっています。
一方でドゥラメンテは22・23年で2連勝。しかも一昨年のスターズオンアースは二冠、昨年のリバティアイランドは三冠と凄い成績を残しています。
また、父系ではサンデーサイレンス系が4勝、キングカメハメハ系が4勝と、両者ががっぷり四つ。ただ、今年は人気面でいいますと今年はサンデー系が優勢に思えます。
デビューから無傷で阪神JFを勝ったダイワメジャー産駒のアスコリピチェーノ、キズナ産駒はクイーンCを勝ったクイーンズウォークにエルフィンSを優勝したライトバック、新種牡馬スワーヴリチャードは・阪神JF3着のコラソンビート・チューリップ賞を勝ったスウィープフィートを送り込みます。
逆にキンカメ系で出走するのはチューリップ賞3着のハワイアンティアレ(父ロードカナロア)のみ。今年の見どころは、「父の父サンデー」VS「父の父の父サンデー」の様相が濃くなっています。
ハーツクライは今年の3歳がラストクロップ。ダイワメジャーも昨年種牡馬引退が発表されており、父サンデーサイレンスの種牡馬から父の父サンデー産駒の種牡馬の時代への過渡期を迎えつつあるように思えます。