もうすぐ、競馬を始めた時に騎手だった方が調教師として定年を迎えます。
中野栄治調教師。
1990年のダービーをアイネスフウジンで制した時、スタンドのファンから湧き上がった「ナカノ」コールは、競馬がただのギャンブルから脱却した象徴的な出来事として今も語り草。
安田隆行調教師。
騎手最後の重賞レース、ベストダンシングで3着だった中山牝馬ステークスは何度も繰り返し見てきました。
トウカイテイオーで二冠を獲った頃はまだ競馬を知らなかったので、どちらかといえばベストダンシングの印象が強かった。
若いファンの方は、きっとロードカナロアをはじめとする短距離の名門厩舎、という印象が強いかも。
松永昌博調教師。
有馬記念3年連続3着だったナイスネイチャの主戦騎手。ウマ娘の効果もあって、もしかしたらこのお三方のうち一番騎手として有名な方かも、と思っています。
こうしてみると、随分時間が経ったんだなぁとしみじみ。
「時代がかわったんだなぁ」とつぶやくことも多くなった自分もまた年寄りに近づいているんだと思わずにはいられません。