先日はこちらの装いで呉服屋さんへ。
年末のご挨拶と、誂えでお願いしている帯の下絵を確認させてもらいつつ、染め上がりの品々を見せてもらいました。
誂えの帯は秋の染帯。
秋が終わって冬に入った今、来年の秋に向けた誂えです🤣
まだラフの段階でこれから下絵を描いていただくのですがとっても素敵になりそうで楽しみです。
地色はどうしようかな。
はー、楽しみ🥰
太宰治の麻の着物ではありませんが、少し先のお楽しみというのは生きる活力になると思います。
春は春の付下げや帯を締めなきゃだし、単衣で別注したい小紋もあるし、夏着物もあるし…
と色々考えると、頑張れそうな気持ちになってきます。
染め上がりの品からは梅の染帯をいただきました。
観世水に紅白の梅。
付下げ反?と思うほどの柄で動きもあり、豪華なお太鼓!
どこを出すかにもよって印象が変わりそうな帯です。
地色は白なのですが、白生地のまま?と思って伺ったら、白で引き染めをしているそう。
生地の白いのは生地白、と呼ぶそうで、色をかけないと焼けて黄ばんでしまうのだそうです。
白の染料もあまりなくて、、というお話を伺いました。
これを見た時に「これは!!」と思ったのですが、染め屋さんもこちらが上がってきたときに「これは!」と思われたそうです(笑)
色々と呉服屋さんと話していると、品物を見た瞬間に特定のお客さんの顔が浮かぶことがあると聞きます。
それだー!とちょっとテンションが上がりつつ、まさに好みだったのでこちらをいただきました。
白なので流石にガード加工をしてもらい、頑張って年内には届けてくださるとのこと。ありがたいです。
季節の染め帯は期間は限られるのですが、なんというか豊かな気持ちになりますよね。
楽しみです。