という訳で、CORSAIR H50の取り付けレビューです。
それでは前回の写真から。
水冷化前(鎌アングル+MAGMAファン)

CORSAIR H50

まずは鎌アングルを外し、CPUを脱脂します。
そして、CORSAIR H50(以下H50)に付属しているバックプレートですが。。
H50付属バックプレート

まさかのプラスチック。すげえ貧弱っぽいんですがw
そこで、マザーボードに装着されている金属のバックプレートをそのまま使おうと考えました。が。。。
マザーボード側CPUクーラーのマウンタを外す


ちょいちょいとネジを外すと。。 簡単にとれました。
今外したマウンタのネジを比べてみる。

【左】マザボ側CPUマウンタのネジ 【右】H50付属のネジ。
orz
だめだ。。ネジ山のピッチや太さが違う。。これではマザボ搭載の金属バックプレートは使えません。
仕方ないのでマニュアルの通り交換します。
運良く、マザボの金属バックプレートが使えた方もいらっしゃる様ですが、
ASUS M4A89GTD PRO/USB3 に関しては交換になりますね。
幸い、このPCケース ZALMAN MS1000-HS2 には、バックプレートを脱着するためのメンテナンスホールがあるんで楽勝~とか思ったら
裏からの写真。CPU裏側のメンテナンスホールですが。

パッと見、イヤな予感。。。

ガッ!!!
うっは、まさか外れないし!!w

マザボを固定しているネジを数本外して、余裕を利用してどうにか外しました。
バックプレートには4ヶ所の突起があります。これでパターンを傷つけない様に注意(^^;
ネジの受け側の金属部品を詰め込む。

で、装着。


同じ様に、マザボを傷つけない様、慎重に取り付けます。
写真じゃ分かりにくいんですが、なにせギリギリなんです。。
手が滑ったらガリッと逝っちゃいそうです(^^;
裏から取り付けたバックプレートの金属4つが見えます。

H50付属の金具を取り付け。


ここでは、軽く回しておく程度にしておきます。
H50付属の長いインチネジを使い、付属ファンを挟んでラジエターを装着。


締めすぎると、ファンが変形しますので注意(^^;
水枕(CPU接触面)です。

定番銀グリス AS-05 に塗り直そうか考えたんですが、
「それより冷える事を期待」+「めんどくさい」(←ここ重要)そのまま装着w
水枕装着。

ホースが堅いので、縦になっちゃいました。
さて、これでも「一応」完成なんですが。
・・・このままじゃつまんないですw
H50ユーザーの皆さんがよくやっている、ラジエーターのサンドイッチをしてみます。
インチネジなので、装着できるかと思ったら。。。

短くてネジが噛み合ってくれませんorz
考えた末、
ミニリューターキットで、ねじ穴をガリガリ掘り下げましたw
ええ。力業です。
可哀想な図。

これで、普通のインチネジでもガッチリ絞まりますΣd(゚ω゚*)
完成!!

メーカー推奨は、背面⇒中排気ですが、
ケース全体のエアフローを考えると、中⇒背面排気が良いと判断しました。
冷却力は少々弱まりますが、サンドイッチですし問題無いでしょう。
背面からだと、ホコリをモロに吸っちゃいそうですし(^^;
さて、温度の変化です。
(室温:22℃)
【アイドル】
鎌アングル+MAGMAファン CPU 34-38 VGA 40-41 M/B 26-27
H50+MAGMAサンドイッチ CPU 32-34 VGA 40 M/B 27
【シバキ】by Prime95
鎌アングル+MAGMAファン CPU 57↑(※1) VGA 40-41 M/B 26
H50+MAGMAサンドイッチ CPU 53-55 VGA 40 M/B 25
※1)軽く62℃を超える勢いだったので、手動で強制ストップしました。
苦労した割には、、?? と思われそうですが、
H50サンドイッチは、シバキ時でも最大55℃で安定しました。
強制ストップの必要なしなので安心。
さすが水冷ですね。
これから暑い季節になりますので、非常に頼りになるCPUクーラーを手に入れて大満足です。


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