昨日 AmazonのAudible版で購入した 

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」

  (岸見 一郎/古賀 史健:著)

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午前中 スマホアプリで 1時間程 視聴

   

「哲人」と「青年」の対話形式なのが分かりやすく

もっと聞いていたかったが 1時間でストップ 次回はそこから聞ける

なにせ6時間以上ある 

 

200万部を突破したベスト&ロングセラーで

韓国でも ベストセラー

 

この本に 中国のお気に入り俳優 赖艺(ライ・イー)経由で出会ったことが

なんだか楽しい 何かに出会うって…こんなものだ (v^ー°)

 

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嫌われる勇気 ー 自己啓発の源流「アドラー」の教え①

 

内容について 昨日の続き…

 

世界はどこまでもシンプルであり 人は今日からでも幸せになれる
と説く哲学者のもとへ その真意を問いただそうと一人の青年がやってくる

 

お話はこの二人の会話形式で進んでゆく

 

青年:
看過しがたい理想論である
世界はシンプルであり 人生もまたシンプルである…
もしこのテーゼに幾ばくかの真理が含まれるとするならば

それは子供にとっての「生」でしょう

しかし大人になるにつれ

お前はその程度の人間なのだという現実を見せつけられ
人生に待ち受けていたはずのあらゆる可能性が不可能性へと反転する

… いろいろ現実的なことを引き合いに出し
どこがシンプルなのだと問う青年に

哲人は言う

 

世界が複雑なのではなく ひとえにあなたが世界を複雑なものにしている

人は誰しも客観的な世界に住んでいるのではなく

自ら意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいます。


あなたが見ている世界は私が見ている世界とは違うし

およそ誰とも共有しえない世界でしょう

井戸水の温度は 年間通してほぼ18度で一定している
夏飲むと冷たく感じるし 冬に飲むと温かく感じる
環境の変化によって錯覚しているのではなく
井戸水の冷たさも温かさも動かしがたい事実


主観的な世界に住んでいるとはそういうこと…
問題は世界がどうであるかではなく あなたがどうであるか…

サングラス越しに世界を見ているかもしれない
そこから見える世界が暗くなるのは当然
暗いと世界を嘆くのではなく ただサングラスを外してしまえばいい

そこに映る世界は強烈にまぶしく 思わず瞼を閉じてしまうかもしれない
再びサングラスが欲しくなるかもしれない
それでもなおサングラスを外すことができるか 世界を直視することができるか
あなたにその勇気があるか、です

 

……中略……

 

ある時 母と娘が大声をあげて口論していた
その最中 電話が鳴り 娘の学校の先生だった
もしもし?慌てて受話器を取った母親の声にはまだ怒りの感情がこもっている

電話の主は 娘の学校の先生だった
気づいた途端 母親の声色は丁寧なものに変化する
母親は5分程よそ行きの声で会話をし 受話器を置く
と同時に 再び血相を変えて娘に怒鳴り始めた


要するに怒りとは 出し入れ可能な道具である
電話がかかってくれば瞬時に引っ込めることもできるし
電話を切れば再び持ち出すことができる
この母親は 怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではない
ただ大声で 娘を威圧するため

それにより自分の主張を押し通すために 怒りの感情を使っているのです
 

人は常に どんな立場になっても どんな年齢になっても

それこそ その終焉の時まで 自己啓発は 続くのだろうと思っている

 

世界と自分という 感覚を持ったことがない

自己完結的な自分について ちょっと 考え始めた…

 

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猫ママにこの本を紹介したのはこの人 ( ´艸`)

中国の俳優 赖艺  (ドラマ「扶揺」で宗越を演じていた)

 

  

 

   

   嫌われる勇気 ー 自己啓発の源流「アドラー」の教え①