グリーフケア | まいるーむのブログ

まいるーむのブログ

死別シングルマザー。
2009年夫を肺がんで亡くし、当時3歳だった娘も専門学校生になりました。
発達障害とも、インディゴ・チルドレンとも言われる娘の事や、不思議体験、死別グリーフケアの事など書いています。

「あなたが4年前に書いたブログがあります。」と連絡が来るようになって、最後に書いたブログからもう4年も経っていたとはびっくりです。


今日は、最後のブログにも書いている、私を導いて下さった黒田さんにとっても特別な日でもありますので、久しぶりに近況をアップしてみようかと思いました。


これまで私を支えてくださった皆様への感謝を、他の辛い思いをされている方々に寄り添う事でお返ししていきたいと、一昨年からグリーフケアの活動も始めました。


黒田さん始め、卒業された方々もいらっしゃいますが、柳田邦男さんの言う、「人の精神性のいのちは死後も後を生きる人々の心の中で生き続け、それぞれの人生を膨らませる」という意味での「死後生」という形でお返ししていけたらと思います。


狙った訳でもないのに、わかち合いの会のスタートの日は自分の誕生日と重なりました。


最近では、自分にはそういう役目があって生まれて来たのではないかと感じています。


メンバーほぼ初対面でのスタートでしたが、この1年半の間に築いてきた、他のスタッフとのチームワークも上手く行き始めました。


先月は、半年前にご家族を亡くされた方とお話しさせていただきました。


「死にたい」と言っていらした方が、最後には生きることに目を向けて下さった事がとても嬉しくて。


年末年始、今まで一緒だった家族がそこにいない事を実感すると、しんどい時期だと思いますが、お元気で過ごされています様にと祈らずにはいられません。


今月も、二度目の流産を経験されたご夫婦が、少し元気を取り戻して頂けたようで嬉しかったです。


今すぐは無理でも、次もダメなんじゃないかなんて思わずに、気持ちを切り替えて、いつかあの経験も意味のある事だったと思えるような人生にして行ってもらえたらいいな、とお伝えしました。


私の原点が、がん患者とその家族によるピアサポートだったので、カウンセラーではなく、あくまでもピアにこだわったサポートを心がけたいと思っています。


自分のしてきた辛い経験も、語る事で誰かのお役に立てるのならば、悲しみも苦しみも浄化され、自分のグリーフワークにもなりますし、こんなに嬉しい事はありません。


とはいえ、人の痛みは様々、これからは自分の経験した事のない悲しみにも寄り添える様に、努力していかなければと思っています。


当時の事を語る時は、もうすぐ10年になるのに今でも辛くなる時はあります。


でもこの感覚を忘れていないから、続けていけるのかな。


以前はものすごくマイナス思考だった私も、この10年の間にかなりプラス思考で考えられるようになりました。


昔は、凹んだらそのままずっとそのままの煎餅布団だったのが、今では高反発マットレス位の復元力になってるかな😂😂


多くの人は救えなくても、私は私に「出来ることからコツコツと」

を続けていきたいと思います。