今回2度目の入院をしました。
前回、他の病院で入院し、退院してから1週間で、両足の激痛が再発してしまいました。
痛みで動けず、寝たきり状態でした。眠れず、自力でお手洗いにも行けず、買い物どころかコップ一杯の水さえも、1人で用意するのが難しく、必死で色々な機関に連絡をしても、手を差し伸べてくれる所はありませんでした。
かかりつけのクリニックの医師に、私を受け入れてくれる病院を依頼しましたが見つからず、やっと1つ、大きな精神病院に繋がり、正式な返事待ちに2週間程要しました。
動けなくなってから、入院の受け入れまで、1ヶ月が経っていました。食事も取れず、眠れず、
毎日続く足の激痛に耐えて、このまま餓死してしまうだろうと、私は本気で命の危険を感じました。
何とか生き延び、ようやく入院の日を迎え、急性期の閉鎖病棟の個室に入りました。
前回の病院とは違って、ちょっとしたホテル並みの綺麗な病棟・病室でびっくりしました。
食事も豪華でした。
しかし、やはり精神病院です。
厳しい荷物チェックや規則がありました。危険物になる物、洋服に付いているヒモは抜いてお預かり。スマートフォンにシールを貼られ、録音、写真撮影は禁止。現金も全てお預かりでした。
不自由な所は多々ありましたが、1ヶ月近くも眠れず、精神状態も悪化し、飢え死にしてしまう状態だった私を受け入れてくれるだけで天国でした。
そして、ここの病院でも足の状態が、精神的なものだと裏付ける為に、血液検査やMRIなど、沢山の検査をしました。やはり異常は見つからず、改めて足の痛みは精神的なものとされました。
ただ嬉しかったのは、今まで何年も色々な病院で、門前払いにされたり、パワハラにあったり、仮病扱いされたりしてきたのですが、ここの病院では、これといった治療方法こそないけれども、異常は見当たらなくても、確かに痛みはあるのだ、と認めて下さいました。
睡眠薬を処方して頂き、
久しぶりに眠る事が出来ました。
食事も摂れて、介助をして頂きシャワーも浴びて、私は少しづつ息を吹き返しました。
暫くはこの急性期病棟にいましたが、容体が落ち着いてきた頃に、開放病棟へ移りました。
こちらの開放病棟では、女性の方数名とお話をするようになり、時々お茶やお菓子を持ってお喋りする「お茶会」をしたりして楽しい時間もありました。
仲良くなるにつれて、色々な話を聞きました。
私のように、何年も原因不明で口の中に強い痛みがある人、化学物質過敏症で苦労されてる人、自殺未遂をしてしまった人、リストカットが沢山付いてる人、犯罪を犯してしまった人、妄想が酷くて規則違反をし、強制退院させられてしまった人、退院後の家が決まらず、何年も入院している人、など様々な事情を抱えた人達がいました。
一見、普通に見えても、人それぞれ大変な症状や背景を持っていたり驚きました。そして、ここはやはり日本屈指の精神病院と言われるだけあり、様々な患者を受け入れているなぁと感じました。
そして、前の病院と同じように、何度もリピート入院をしている人が多く驚きました。
なぜ精神疾患は、なかなか完治しないのだろうと私は不思議に思いました。
今回の入院は、約2ヶ月半という少し長い期間となりました。仲良しになった人達や沢山の人達が、退院していきました。
前回もそうでしたが、今回も私みたいな孤独な人間にとっては、胸をギュッと掴まれる寂しい場面が沢山ありました。
皆んなには頻繁に面会に来て、着替えや洗濯物を取り替えてくれる家族がいる。毎日家族と電話をして楽しそうに話す姿を見たり、退院の日には迎えに来て嬉しそうに帰って行く姿を見て、何度も何度も羨ましく感じて、とても惨めな思いをしました。
今回、足の激痛の再発から、
福祉のサポートも得られず、
病気と孤独と闘い、生きるか死ぬか、人生で最も辛い時間を経験したと思います。


