私の家族は父と母と姉1人。

私は次女として生まれ、4人で暮らしていました。


小さい頃からスイミング、卓球、バレーボールなどの習い事をして、とても活発な子供でした。


学校では友達も多く「笑い上戸」と言われるほど、よく笑っていました。


一見、どこにでもある普通の家族のように見えたかもしれませんが、実際には家族団欒というには遠い環境でした。


それは父の言動にありました。優しい時もありましたが、とても気分屋で、何かあると急に機嫌が悪くなり、食事をしているテーブルをひっくり返したり、グラスを壁に投げつけたり、酷い時は暴力を振るったりしました。


もちろん私にもありました。私が3歳の時です。家族で近所の盆踊りに行ったのですが、小さかった私は歩き疲れてしまい、帰り道に父に「抱っこして!」と甘えたのです。でも父は私を無視して歩いているので、私は何度も「抱っこして!」と言いました。


とうとう抱っこをして貰えないまま、家に着きました。私はガッカリしながら家に入った途端です。私がしつこくて、うるさかったのでしょう。

父は私を廊下の上に倒すと、暴力を振るいました。



私は恐怖で、その後の記憶がありません。きっと母が助けてくれたと思いますが、まさか自分が親に甘えて暴力を振るわれると思わなかったので、この出来事以来、私は常に父の顔色を伺い、機嫌をとり、怒らせず、言いたい事も言えなくなりました。


父が家にいる時は、いつ怒り出すかわからないので、緊張しました。私が気を付けていても、怒りの矛先が母や姉に向いて、手をあげているのを見ると、それも恐怖で仕方ありませんでした。


このように、私にとって家は落ち着く場所ではありませんでした。