それにしても、ピアノコレクション、すさまじい...
バラ1の衣装で登場するとバラ1やるんだ、と思ったのは私だけじゃないはず。それが、
1.35分頃、Awake 新たな道を歩む という文字とともにはじまるのが
6Pieces for Piano,Op. 118:No.3,
Ballade in G Minor.Allegro energio
ブラームス作曲です。
ジャンプをシングル、1Aをとびますが、なめらかな滑りが中心のプログラム
氷と壁面には音符の画像が流れます。
2. Impulse などなどがうつされてはじまるのが
The Well-Tempered Clavier, Book1:No2,
Prelude and Fugue in Cmainor, BWV 847
バッハ作曲です
2回転を2本とびます。回転やバックへのすべりも多いかな。生前とした世界が端正にひろがっていくといいますか。
3. 39分ごろ Philosophy 哲学を心に刻む
Keyboard Sonata, K. 141
スカルラッティ作曲
3回転 2A
先ほどよりスピード感があります。腕とか首の使い方が今までと違うと思うのはMIKIKO先生の振付だからかなあ。スピードはあるけどどこか内省的。
4.42ごろ Truth
12 Etudes, Op 25: No.13 in C Minor "Ocean" ショパン
スピンをひたすらみせてくれるプログラム。キャメル、シット、アップライト。ため息もの。
5.Zero 全てが始まり全てが終わる
2 Etudes, Op 10: No.4 in C-Sharp Minor "Torrent"
より細かく、感情をのせるステップが繰り広げられます。
ここまで積み重ねてから、最後にバラ1がきました。しかも、現役時代と同じ構成で。
ジャンプは4S 3A 4T-3Tかな。4S 完璧な降りというのではなかったですが、スピンはとくにシットは先ほどよりていねいだったかも。3Aも降りは満足のいくものではありますまい。だけどすくなくとも曲の世界はこわしませんでした。4T3Tは不安感があったのかな、着氷したときは本人が小さくガッツポーズしてました(笑)
よく考えられたプログラムだったと思います。少しずつ難度をあげていったといっていいでしょうか。人生の歩みと進歩を表しているのかしら。体力の消耗を少しでも抑えて、これだけの長さを一人ですベり切る工夫ともいえそう