SP詳細結果    
SPプロトコル    


とりあえず3位までだけ。SPが終わった時点で、日本勢で3位を独占しています。

1 Mao SHIMADA JPN 6 73.72 (42.00 31.72)

2A 3F /3Lz3T

 

 

 

 

 

2A 3F 3Lz+3T

うわ。シニア女子全員を上回る得点をだしました。というか、リンクにたったときから、すでに、期待できそうなオーラを放っていました。いつものおでこをくっつけて送りだそうとするときに距離があったのでぴょこんとはねて見送った濱田先生の姿ににやりとしているうちに曲がはじまり、あっというまに終わりました。解説のテッドさんもいっていましたけど、"Watch Me" という意思を強くかんじました。シニア勢が脚が氷にちゃんとついているのか?といぶかしんだ人が多かったので違いをかんじずにはいられません。すべてがクリーン、すべてが自信に満ちた音楽表現。見ていて実に楽しかったです。2A楽々。3F、手を上げるなんて朝飯前ですね。3Lz3Tのコンボにも穴はみられない。喜びに満ちた音楽とともに展開されていくステップシーケンスもたのしい。スピンも早くてよいです。最後のポーズまで楽しませてもらいました。

 

試合前のインタビューを見つけたのでつけておきます。
 

 


2 Kaoruko WADA JPN 4 67.77 38.09 29.68

2A 3Lz3T /3F

 

 

 

 



和田薫子ちゃんを見て、山田組のスケート、好きだったんだあ、と今更ながらに自覚しました。真央ちゃんとか、理乃ちゃんとか、前から好きじゃないですか。昌磨くんのスケーティングは羽生くんだの、ハビだのもろ好みと同時期だったせいか騒いだおぼえありませんが、少なくともいやだと思ったことはありません。つまり、気に入っていたということ。で、JGPFに出場している148と小柄な薫子ちゃんのスケートもやはり好きだなあと思いつつみました。ホッケーの影響をもろに受けてるにちがいないカナダのスケートが好きなくせに、こういう軽めでスムーズに動くのが好きというのはいったいなんなんでしょう。カナダのスケートがわくわくするとしたら、この手のスケートはほっとするんです。スピードは重視しているのはわかりますよね。だけど軽やかで、柔らかさがあります。せまってくるようなかんじはしない。力技じゃなくて、氷と仲良しになって氷が導くままに滑っていくかんじです。こういうスケーティングって、必ずしもジャッジに評価されていないような気がしないでもないですが... 


3 Ami NAKAI JPN 5 67.26 (36.86 30.40)

2A 3Lz3T /3F!

 

 



2A、ちょっとどきっとしませんか?空中の姿勢があまりよくなくて、一瞬、回れてないのじゃ、なんて思ってしまって。2Aだから、転倒はあっても回転不足はまずまずないはずなんですけど。コンボをきれいにきめてほっとしました。3Fもおりてますが、エッジが不明確と判断されたとはいえ、悪くないジャンプでした。情感を感じる演技でした。音楽をよくきいて、イメージしようとしているのがよくわかります。コーチの中庭さんは、4Tとんでた選手でしたが、国際大会で活躍したことはなかったような記憶があります。だけど解説者としては好きでした。よくみていて、そして暖かくて。あと、ジャンプがとべたらいいとは思ってないことがひしひしとわかる内容でしたね。指導に専念しているのかもう解説をきくことはできないのが残念です。指導者としても優秀なんでしょう。JGPSではMFアカデミーの生徒が好成績を残していることがあります。トータルパッケージを育てようとしているのじゃないかしら。亜美ちゃんもその一人ですね。