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SP結果    

SPプロトコル    

1、2位が圧倒的でした。

1 Yuma KAGIYAMA JPN 10 105.70 59.41 46.29 0.00
 


4S 4T3T 3A

すべり、よくなってますよね。北京イヤーからISUが点をつけすぎてるのじゃないのかという疑惑にとりつかれていましたが、今日の滑りと点数には異議を唱える気にはなりません。前は親子そろってにた感触の滑りするんだなあ、と思っていました。だけど、明らかに違う要素がはいってきているように思えます。ちょっと湿り気を帯びているというといいのかなあ。安定しているという特性の上に、大声をはりあげるのではななく、おちついた声でしっかりと自分の意思を述べているといいますか。ローリーらしいがに股イーグルやらをまじえた振りも印象的で、やっと、ほかのスケーターからの借り物じゃなく、鍵山くんにあう曲・振り付けをローリーがつくってくれたんだ、なんて思いながら、最後まで音楽にひたりながら見ることができました。カロリーナが意見をいったのだろうか?なんて思わないでもないです。ローリーとカロリーナは名コンビでした。エレガントで美しいものから、雷神みたいな実験的なものまで、印象的なプログラムが多いです。

解説はやや大げさですよね。3Aをとんだときには、これよりよいものなんて考えられないなんていってるし。いや、もっといい、というかわくわくする3Aをみなさん、みてますよね(笑)とはいえ、今日はいつものように4Tがトウ系っぽく見えないなんてことはありませんでした。カメラのアングルのせいか、いつもより4Sというエッジ系と4Tというトウ系ジャンプの軌道のちがいがはっきりしていたし。

ジャンプ、スピン、ステップすべてをそつなくこなしました。このそつのなさは、個性なんでしょう。大人というか、きちんとしていて戦略的というか。

2 Kao MIURA JPN 12 102.96 58.33 44.63 0.00

 

 


4S+3T  3A  4T


鍵山くんと対照的な個性だとつくづく。鍵山くんのSPでは音楽につかってたゆとうような気分を味わいました。だけど佳生君のSPで音楽に浸るはないですよね。感情がいろいろゆれていくのがわかります。冒頭からして、アクセントにうごきがつきます。そして何かが起こるという期待がわきあがってくるような音とうごきが続いていき、スケートと一緒に疾走している気分がでてきたところで勢いのあるコンボ。解説のOh,yes,という口調がなんて自分の気分にあうことか(笑)不思議世界に引き込むような音がつづいたところで勢いのある3Aにスプレッドイーグルがつきます。ほお。佳生君のCCSp(足換えキャメル)はもうちょいひざがのびたら点数あがるのにもったいない、という感想はいつもいだいてしまうのだけど、身体の柔軟性の問題ですかね。4Tはよかったです。後半に飛んだというのもあって点がでています。

自己ベストです!鍵山くんとの差はまだ存在していますが、逆転する日がくるのかもしれません。