SP詳細結果    
SPプロトコル    

1    Loena HENDRICKX    BEL    76.98        
2    Isabeau LEVITO    USA    73.73        
3    Haein LEE    KOR    73.55        
4    Kaori SAKAMOTO    JPN    73.29    
5    Young YOU    KOR    67.37    
6    Chaeyeon KIM    KOR    66.91    
7    Niina PETROKINA    EST    66.23    
8    Hana YOSHIDA    JPN    64.56    
9    Amber GLENN    USA    64.53    
10    Livia KAISER    SUI    64.05    
11    Nina PINZARRONE    BEL    64.04    
12    Kimmy REPOND    SUI    62.64    
13    Mone CHIBA    JPN    62.64        
14    Ekaterina KURAKOVA POL    62.34        
15    Josefin TALJEGARD SWE    61.55    


VPN経由でISUサイトで第4Gのウォームアップからみました。4Gぐらいになると上位に食い込んでくる可能性が大です。今回はユヨンがそうでしょう。

以下、滑走順に、演技をみながらとったメモをのせてみます。


4G 

正直、この数シーズン、シニア女子はほとんどみてないので、情報がまったくありません。フランス代表のロリーン・シルドの振り付けがガブリエラ・パパダキスときいて、「ほお」、なんてシーズン最期になっていってるありさま。他にもユヨンがもどってきてくれてよかった、なんて話を解説がいうと、へえ、休んでたんだ、とか。

Lorine SCHILD    59.41    (32.05     27.36)    
あはは、こういう曲、フランス以外は使わないにちがいない。滑りの部分、特に手の使い方は面白かったし、スピンにも、個性があったかな。問題はジャンプですね。コンビネーションが乱れたのはもったいなかったです。あとは無難にとんではいたけど。欧州選手にしては得意なほうなんでしょうね。

Julia SAUTER    52.52    (25.43     27.09)    

ルーマニア代表の選手。アデルのOh My Godでした。この曲、難しいと思うんだけど、欧州のスケーターって曲選びで挑戦する人がけっこういて、雰囲気を出す気満々。個人的には面白いです。ダブルアクセルはともかく、ジャンプの回転があやしいなあ。点数はやはりのびなかったです。FSにすすめませんでした。


Sofja STEPCENKO    46.74    (21.52     25.22)

ラトビアの選手。え、冒頭で画像がとぎれてしまいました。いいところを見逃した気分になります。あらら、1Lz3Tのコンボでしかも手をついてしまいました。2Aはステップアウトしたからもちろんよくないけど、回転もどうだろ。3Loもあやしい。ということで、ジャンプは全て問題がありました。やはりFSに進めません。

Young YOU    67.37    (36.54     30.83)    

 

 

カムバックといったのは去年のWCでは代表に選ばれていなかったから、という意味だったらしいです。ジャンプに?がつく欧州選手が続いたあとでみると、ジャンプに安定感があります。2Aの前は入りにも工夫がありました。一方、雰囲気をだしてすべるとかいうのでは、ややものたりない。とはいえ前より大人っぽい雰囲気を前面にだしていて、ステップシーケンスはちょっと面白かったです。スピンの回転はちょっとたらなかったでしょうか。この時点で断定首位につきました。

Amber GLENN    64.53    (33.18     32.35)

 

 

冒頭、うちのPCでは曲がよくきこえなくて、無音でやってるのか?なんて反応をしてしまいました。アンバー・グレンは今季はじめてかな。やはり雰囲気のあるパフォーマンスでしたが、土地柄というか、ユヨンはもちろん、欧州勢ともまったくちがいます。曲はこれまで選ばれなかったタイプのものなので振り付けをみると、ケイトリン・ウィーバーでした。振付師の新世代が参入しつつある、ということでしょうか。順調に要素をこなしていて、このままいけば断定首位かもなんてみていたらシングルジャンプで転倒。うううむ。URにみえました。SPは要素をこなすことが大切なので痛かったですね。とはいえユヨンをはじめこれまでの選手よりSKが評価されているのはわかる気がします。PRは個人的にはちょっと異議をとなえたいですが...

Kimmy REPOND    62.64    (33.29     30.35)    
このグループ、欧州勢が4人と多いです。しかしいつみても、細長い選手だなあって思ってしまいます。3F3Tはきれいにきまり
、2Aもまずまず。あらら3Lzで転倒ですか。もったいない。

5G

さあ、百音ちゃんと陽菜ちゃんのいるグループです。FSで最終グループにはいる演技をみたいと期待してしまいます。製氷中は名前が呼ばれるのを待つ各選手がうつっていました。マット二横になっている人、たってウォーミングアップをしている人、コーチのそばに居る人と様々。

Niina PETROKINA    66.23 (34.37 31.86)

 

 


スピードあります。2Aはきれいにきまりました。3F3T。両手をあげましたがあぶなっかしいものでマイナスついてます。3Lzはきれいにきまり、勢いにのってスピン。回転もたりてるでしょう。強気にぐいぐい押すタイプの表現します。その途中に柔らかく腕を動かすのはまるでさそっているよう(笑)

Mone CHIBA     62.64 (31.00 31.64)

 

 

真剣に応援している選手がでてくると、無意識に手をあわせてしまってる(笑)でだしはいいかんじ。3F3T。大丈夫。2Aも大丈夫ですね。ああああ、3Lzが1Lzに。これはノーカウント。ううう。ステップシーケンスはまずまず。最期のレイバックはスピードもあってよかったです。1Lzにぬけてしまったのだけが悔やまれます。あとはよかっただけに。練習のときの濱田先生はそれはそれはこわいそうですが、試合のときは失敗しても選手をにこやかにむかえてるのはいつもおもしろいなとおもってみてしまいます。今日も手をとって、大丈夫よ、というふうにむかえてました。

シングルジャンプがぬけても62.64であれば、そう悪くないといえないこともないですか。あと、COとSKが8点台にのったのもうれしいところです。FSで巻き返して10位内にはいれますように。

Madeline SCHIZAS    59.65 (30.04 29.61)

さすが地元で歓声にむかえられて登場しました。彼女も、今年みていません。3Lz2T 3Tをつけるつもりだったはず。1本目があやしかったのであきらめたのでしょう。3Lo よくもちこたえました。わずかにマイナスはつきましたが。スピンは速度二問題があるような気がしますが、シットのポジションなどきれいです。ファルーカつかってます。フラメンコはとりあげるスケーターいますが、フラメンコにみえないのよね...最後のポーズぐらいかなあ。


Ekaterina KURAKOVA    62.34 (32.56 29.78)

この選手、上位にはいるとは思えないのですが、好きな選手です。ジャンプが安定してないという問題点があるとはいえ、雰囲気が好きなんです。小柄な身体から暖かさがにじみでるみたいで。今回のチャイコフスキーの感傷的なワルツ音楽は短調なんですけど、このあじわいはいかにもクラコワらしい気がします。


Nina PINZARRONE    64.04 (32.98 31.06)
まず衣装の配色が面白いなんてみてしまいました。特にかわったデザインとかいうのではないのだけど、きっちりつまった前と後ろの背中の開きも印象的です。3Lz3T、回転はどうだろ。あとのジャンプは問題はなさげ。モダンというか、ちょっと氷の女王っぽいところあるななんてみました。リショーの振りですか。なるほど。


Hana YOSHIDA    64.56    (33.35    31.21)

 

 

ケイトリン・ウィーバーってほんと、個性的な曲えらびと振り付けをします。個性的なだけに、あう、あわないがはっきりするのじゃないかしら。陽菜ちゃんの場合、いいかんじでこなしていません?出だしからして好きです。しかしこの曲、陸上でなら楽しくのれますが、氷の上はむずかしいにちがいない。リスクが高い振りつけをよくこなしました。解説陣がこのプログラム好きだ、と熱のはいった解説をしてくれました。同感。ちょっとジャンプの乱れはありましたけど、よかったです。断定3位です。FSで最終Gは難しいかもしれないけど、FSのできがよければ10位内を狙える立場です!


6G
Haein LEE 73.55 (40.30 33.25)

 

 

はじめて70点台を超えました。3Lz3T、2A、3Fとすべてきれいにきめましたし、他の要素もきっちりこなしたので当然といえば当然でしょうか。それしか感想がないっていったい、ですが...あ、一つありました。特に冒頭のあたりで腕の部分が不思議な振り付けにみえたのは気のせいかな。

Anastasiia GUBANOVA    58.66 (27.79 30.87)
ジュニアのころから好きな選手。ほんと、ジョージアに移籍してくれてよかったです。とはいえ、この衣装が本当ににあうのか?なんて思わずにいられない今季の衣装。曲にはぴったりなんだけどね。だけど表現のセンスはやはり抜群です。単独、2Aと無難にこなして...いやーっ、コンボが跳べませんでした。明らかにがっかりした顔で演技を終えました。最後はむりやりわらって手をふっていましたけど。

しかし、今更ですが、今シーズンの女子って、メロディアスな曲よりリズム重視の曲が多かったんですね。

Chaeyeon KIM  66.91(34.94 31.97)

 

 


四大陸で2位だった選手です。ジャンプはどれもあぶなげなく、身体を大きくつかうステップシーケンス。運動としてはよい、表現はまだこれから、というかんじ。大きく身体を動かしていたぐらいしか印象ありませんから。SKはまだまだ改善の余地があるかな。うわ、断定で1位から3位まで韓国強いです。


Isabeau LEVITO 73.73 (38.86 34.87)

 

 

モダンな印象のある曲が多い中、このようなやわらかい曲がくるのがこの人の個性でしょうか。スタッフ陣のせいか、いつもロシア女子を思い起こしてしまいます。たいへんエレガント。よいできでした。なんと断定1位になってしまいましたよ。だけど、なぜいつもこんな冷静というか冷たい反応してるんでしょ(笑)ジャンプの跳び方が好きでないせいというのはまちがいありますまい。あとはなんだか表面的なかんじがして、自分的にぐっとくることがないからです。ふうむ。これは自分だけの反応なのかしら?

Loena HENDRICKX    76.98 (41.20 35.78)

 

 

好きな選手にかぎって、ジャンプミスをしているような気がするので、ルナも固唾をのんでみてしまいました。3Lz3Tいいでき。2Aもいいですね。one of the best spinners in the worldなんて解説がいってましたが、まちがいありますまい。3Loが終わったときはもうほっとしました。だってルナのステップが楽しめないことなどまずありません。スピンに心配な点なんてありませんし。Fan to watchと女性解説者がいってましたが、よかったです!PBでましたよ。わーい。

Kaori SAKAMOTO    73.29 (37.71 35.58)

 

 

並んだらルナヘンのほうがごついんでしょうけど、坂本さんのほうが「女子フィギュアスケーターは戦車」という昔ながらの言葉にぴったりだなあと思ってしまうのって何なのでしょう。衣装は美しくて曲には、あってますが...昨年ほど太ももがせまってくるかんじはしないから、昨年みたいに見ていてこわくはないです。個人的にはこの曲をうまく表現しているような気はしません。あいさつのところでも、すでにわかりません?腕の使い方がうまくないのです。やわらかさがない。踊りらしく見せるための基礎ができてないというか。前よりはよいので、練習はしているんでしょうけど、ことあるごとに、わっと横に広げたり、ばんとあげたりしてます。スポーツとしてはいいのだけど、フィギュアはアートでもあるんでしょ?表現とはほど遠いです。あいかわらず、滑りはスピードスケートにしかみえなくて、音楽への感性もどうかなあ、SKで一人9点台っていうのはほんとか?とずっと思ってます。2Aはいいジャンプですね。3Lzに氷ミスがでました。エッジもどうかな。坂本さんのLzはe判定はなくなったけど、!に見える事が多い気がします。前はloはいいジャンプだなと思ってましたが、Lzのほうが配点高いし、なによりLoだと回転不足にとられるリスクが今はあるのじゃないかしら。3F3Tはまずまず。

断定4位ですね。他の選手がジャンプミスがなければ逆転優勝はないのじゃないかな。