紀平ちゃんがスケカナに欠場を発表しました。

 

 

もしかしたら、と期待したのですが、やはり、でした。やはり治るのが難しい箇所です。

 

本人が一番きつい思いをしているはずです。でも懸命に前を向こうとしているのがよくわかるのが次の投稿です。

 

 

完治、追い込み練習を再開しました、と知らせが早晩くるのを待つことにしましょう。

 

そうなれば、たとえロシアがオリンピックに国際舞台に復帰していたとしても、オーサーがテレビ局に語った、「彼女(紀平)は100%オリンピックの表彰台に立つことができます」という言葉が正しかったことが証明されるのじゃないかな。怪我がなおれば、少なくとも3Aは戻ってくるでしょうし、4Sもとべるのではないか、とオーサーは発言しています。

 

仮に3Aがもどってこなくても、LzとFを完全に分けて、それぞれの特徴をはっきりだしてとべるのって、紀平ちゃんぐらいです。その他のジャンプも、どれをとっても変なものはとんでないのでは。

 

男子のようなプレロがほぼない3Aはさすがにとびませんし、4Sをとんだとしたらそれなりのプレロははいるはずです。だけど、?がとびかうジャンプにはなりますまい。回転不足はあるでしょうけど。非常に清潔な技術のあり、見て心地よい選手です。

 

表現もきらいな要素はありません。姿勢や腕が汚いと思ったことはないし、リズム感も悪くありません。ただし、濃いインパクトの強い演技をするロシアの前にあっては薄味、となってしまうのは確か。

 

今度演技を見るときには、この点もおそらく変わってきているはず。ふっふ、きっとカナダ風味の滑りをする女子を見ることになるでしょう。濱田先生のところはきちんと滑りを教えられるところです。だけど、そこにプラスアルファが加わるんですよ。紀平ちゃんは3A跳べるだけの筋力もってるのでおそらく滑りこなせるはずです。女子は筋力が足らないのかカナダ人でも、カナダの滑りにならない人が多いんです。だけどそれができれば、オリンピックのメダリストになっているといってほぼまちがいありません。テッサ・バーチュー(オリンピック金2、銀1)、ジョアニー・ロシェット(バンクーバー・オリンピックの銅メダリスト)、 ケイトリン・オズモンド(平昌の銅メダリスト)。もともと素晴らしい滑りをみせていたパパダキスにせよ、滑りにカナダ風味が増した北京オリンピックのほうが平昌よりよかったですからね。そうそう、キムヨナを忘れてました。とくにカナダのスケートという意識はなしにみていたのですが、オーサー最初の教え子はすばらしい滑りをしていました。

 

滑りだけでなく、表現もどれだけのびてくるかなあ。楽しみ、楽しみ。

 

そう、はやくいい知らせがとどく日がきますように。