男子結果
男子FS結果
男子FSプロトコル
まずは男子のFSから。SPについで鍵山君が1位で優勝しました。
曲:Rain, in Your Black Eyes by Ezio Bosso
振付:Lori Nichol
4S, 2T, 3Lo, 3A+2A+SEQ, 3F+2T, 3Lz, 3F
2Tの抜けはまだいいでしょう。昨年故障で、今年、復帰のシーズンですし、なんといってもまだ9月。構成はもっとむずかしくしてくるはずだけど、1本でも4回転がはいったのですから、まずまずのでだしといっていいのでは。もちろん、もっとあげてくる必要はあります。
問題はこの曲。昨年みたときはよくなかったですよね?故障の影響でジャンプに転倒をふくむ問題が明らかにでたのですが、曲の表現までいかず、振付と雰囲気を一部だしたようなかんじでした。後半はジャンプミスなかったけど、それだけというかんじで。
スイハンの面影が濃いこの曲で、仮にジャンプミスがなくてもこの滑りだときびしいなあと思って見ました。
なぜ、ローリーはこの曲を選んだんでしょう。こればっかりいってるけど。デニスがすべったヨーヨーマのシルクロードといい...いや、デニスのはまだ使う部分が一緒ではないから違うカラーを見せることができたけど、Rain, In Your Black Eyesはそうはいかなくみえるんですけどね。う~ん、ちがうものを伝えたかったから?鍵山君に最上級の曲表現ってこれだよ、って教えたかったから?
鍵山君の踊りは悪くはないと思うんです。基本的に曲も聴いてるし、曲/振付の雰囲気をだそうとしていますし。だから見るのがつらいと思ったことはありません。
と同時に、演技を熱狂して何度も何度も見ずにはいられなかった、ってこともありません。さらには北京オリンピックとか2022年のWCとか、点数がですぎだろう、なんて思ってしまったのでよけいに...そう、10点ぐらい多めにでたのじゃないかという疑いが抜けなくて。メダリストは皆そうでしたね。ネイサン、鍵山君、昌磨君...将来、過去の演技のAI採点をやったら、北京オリンピックでジャッジがつけた点との乖離はびっくりするものになるにちがいない、なんて思ってしまう。北京と2022 WC、いや、正確にいえば2021年GPSからでしたけど、鍵山君にはおまけ点が付き続けているじゃないかなあ。それを気にしているせいか、どうもトーンダウンしてみてしまうブログ主。
とはいえ、昨年全日本より今回のほうがいいのはまちがいありますまい。ジャンプミスはありますけど、全体的にジャンプにとらわれすぎて滑りもトーンダウンしてしまった全日本にくらべ、今回は踊り、という意味ではよくなってます。冒頭と最後の腕だけでもわかりませんか。滑り始めると曲表現よりジャンプに意識がむいていくのかちょっとトーンダウンしますけど。カロリーナとローリーがだいぶんすべらせたんでしょうねえ...ところどころ、ローリーが意図したんだろう、と思えるようなエッジワークがみえるような気がします。コレオとステップシーケンスの音の処理はむずかしいですねえ...はまればかなり面白いのだけど。StSqは昨年にくらべてずっといいけど、GOEを今の時点から4や5はずむぐらいのものかなあ。まだまだ物足りない気がするけど。カロリーナ・コストナー・コーチのお姿にジャッジがまいあがったのでしょうか(笑)
よくなってくる可能性は高い演目にみえます。心配なのは、ジャッジがだす点です。なんだか裏取引でもしているのだろうか、と思うような点を平昌以降、見続けてきました。まだ続いているのか!?という点数を昨シーズンもみたんじゃないかしら。今年もそうなんだろうか、という危惧をいだかないでも... 今年トップ争いするのは想像がつくのだけど...
