とりあえず一つ片付いたので、つくってみました。といってもまだ演技をみる余裕はありません。一つみたら延々とみてしまいそうで、もう一つ片付けるまで自重しようかと。
また書き足すかもしれませんが、みたいと思っている動画だけはっておきます。明日用事がかたづいたらみるのだ~
結果ページ
※見た演技から感想足していってます。全部終わったら、時間をつけてタイトルを変更します。
女子
とりあえず優勝したルナだけ。ロシアが参戦していない今年、女子で一番みたい選手かも。他の演技もまた足すかもしれません。SPでしずんだ理乃ちゃんがFSで少し盛り返し、逆にSPは好調だった愛菜ちゃんはFSでジャンプミスがあいついで表彰台をのがしてしまいましたね。
SP
1 Loena HENDRICKX BEL 12 72.75 (37.88 34.87 0)
3F 2A 3Lz!3T
いいですねえ。ロシアの少女たちの競演はそれは魅力的ですが、こういう味はだせませんでしょ?リーザという例外はいるけど、リーザともまたぜんぜんちがいます。この派手色コスチュームで攻めるを、楽しんでしまいます。だって、挑発的といえばそうだけど、どこか健康的だもん(笑)リーザならまたちがったはずです。あれはあれで好きですが(笑)あとスケーティング。カナダとロシアをくらべるなら、ロシアに近いですけど、同じではないですよね。といっても理屈でつかんでるわけではありません。ヨーロッパってそもそもどういうスクールがあるのかいまいちわかっていないブログ主。選手ごとの特徴をぼんやりつかんでいるだけで、国ごとの特徴としてはとらえてないんですね。SSでJ4の評価はまったくわけわかりませんし、J1みたい9.25もつけるか、というとそこまででもないような気がしますが、8.00~9.00ならまったく異存はありません。一方、PRとCOはSSより評価されているというのも納得してしまう。3Lzのエッジが立ってましたので!ついてるのもわかります。かなり完成されていてすでに魅力的な演技ですが、3月ぐらいにはきっともっともっといいんでしょう。
FS
1 Loena HENDRICKX BEL 12 143.59 71.87 71.72
失礼しました。SPを二つはってしまってました。
3Lz!-3T 2A 3F 2A 3Lz!-2T 3F-2T-2Lo 3S
23歳のお誕生日の演技です。そうですねえ、ルナの滑りって、いいときはもっと氷をつかんですべっているような気がするのです。なんていうんでしょ、エッジをしっかりみせて、がし、がし、ってかんじ。いや、がし、がし、ではないな。エッジをしっかりみせてきりかえをしっかり意識しながら次に移動していくというほうが正解でしょうか。滑りがさまたげられるっていうのはないんですが、図形をかくのを優先してベルギーでもおしえるのかなあ?ということはロシアと基本的に大事なものはいっしょ、ただし体重のかけかたとかなどにちがいがあるということなのかしら。このあたり理屈はさっぱりわかってなくて、感触というきわめて個人的な印象だけで話をしています(^_^;) 今回はまだまだ調整段階ということでしょう。3連の回転がちょっとあやしくみえたのは気のせいかな。この試合通じて、ルッツの踏切はたってしまってましたね。このあたり、伸びしろでしょう。
男子
おお、アダム・シャオ=ヒム・ファが優勝してしまいました。せっかく1,2位でショートを終えた草太君と友野君はジャンプミスがありましたが、表彰台はキープしてます。
SP
1 Sota YAMAMOTO JPN 4 92.42 52.16 40.26
4T3T, 4Sq, 3A
おおおお~。げんさんを見たときから、今年は飛躍の年になるに違いないと思ってましたが、まさにその通りではないですか。とくにコンボがよかったです。解説がゴージャス、って言っているとおりですね。4Sはあやしいなあと思ったら、やはりqついてましたけど、それにしても4回転を2本、3Aをいずれも転倒せず、まずまずの点数がついてます。そしてスピン、ステップともにレベル4をそろえました。あと、昨年から持ち越しのこのプロ、振付の美穂子先生がめざしたとおり、今の草太君にあったものだなあと。腕とか、ダンスで磨いてきた軌道には全然思えないのですけど。なんだかしみじみよいなと。ごく自然体。でも、なにやら説得力を感じます。ジャンプの前の構えに入ってからが長いかなあというのはあります。だけど、スケーティングでひっかかるところがないせいか、曲の雰囲気と滑りが一致するせいか、全体として気になりません。うん、次回のNHK杯ではさらにあげてきてくれますように。おしいところでPBの92.81にはとどきませんでしたが、今度は抜いてほしいものです。
2 Kazuki TOMONO JPN 11 89.46 47.24 42.22
4T, 4S2T, 3A
あー、冒頭の4T、ステップアウトしてしまいました。予定ではここで4T3Tだったのです。もう少しで手がつくところなのをふんばったので、-5にはなりませんでしたが...そして単独の予定だった4Sに2Tをつけてコンボにしてリカバリーしました。3Tがつけられればよかったのですが... それにしてもこの振付、広範のリズムになると魅力的ですが、前半はまだよくなりきってないですね。ジャンプが決まらなかったからそう思うのかしら?いえ、ミーシャの振付って、メロディラインはスローでもアップテンポでもなかなか面白くだしてくれるけど、リズムの特徴をとらえたり、面白いリズム取りで見入ってしまったりすることってみたことないかも...前半はスローテンポ、後半はアップテンポでメリハリをつけたいという意図はわかるけど、前半、なんだか退屈じゃないですか。後半はアイデアもたっぷり、そして友野君がいかにもやれそうな雰囲気のものなのでなかなか面白くみましたが、前半は、ジュニアのころにくらべるとなんと滑りがよくなったことか、というのが一番わきたった感情のような気がする...曲表現としての面白さがあまりないというか。でもこれ、根本的原因はミーシャの振りがいまいちということじゃないかと疑いがちょっとあります。どうも、ジャズということで、高志郎君のSing Singと比べてしまいます。スケアメのはなしですよ。だけど、その前にCSでみたときは、いかにもジャズのリズムのとりかたが興味がつきないものでした。バトルはあっさりリズムで遊べるなと感心したのとくらべると、こちらのプログラムはどうも見劣りがするのだけど...いや、友野君は後半になって演技のレベルががらっと変わるタイプですから、シーズン前半はまだいろいろくいたらないから、というだけなのかなあ?
3 Adam SIAO HIM FA FRA 12 88.00 45.47 42.53
2T+3T 3A 4S
4回転ってほんと、2回転にぬけますねえ... だけど、この最初のジャンプミスをのぞいて、面白かったです。ジュニアのころからずっと知っている選手ですけど、ジュニア時代は4回転に挑んでいただけにみえたんです。当然、興味はなし。それが、今やお気に入りになってしまいました。SP、FSともにリショーの振りですが、リショーと相性がいいというのもあるんでしょう。この振付家、人を選ぶんですよねえ...あまりのひどさに呆然とするもの(振付家自身もスケーターをちゃかしているのじゃないのか、なんて思える時もある)、気持ちはわかるけど、消化不良だよね、振付意図を考えたことってあるのか?とおもうもの、振付家が身体能力を面白がって作ったのはわかるけど、プログラムとしては特に面白いものなのだろうか?とおもうもの... で、アダム・シャオヒムファはかなり面白がってみています。SPの曲はオーソドックスといえるものですが、リズムとメロディーにのりながら、全身で感情を表すのって、ダンスの醍醐味の一つよねえ。オフバランスで身体能力をみせたりもしていますけど、それはたんなる見せびらかしで得点をとるためのものじゃなくて、一つ一つに意味がこめられているようにみえます。冒頭のミスさえなければ、という演技でした。
FS
1 Adam SIAO HIM FA FRA 10 180.98 95.04 85.94
3Lz、4T2T,3A 4S 4T1Eu3S 3Lz3T 3F
またこのFSがユニークなんです。WCが日本ということを意識しての曲選択なのかなあ。身体の使い方や振りのコンセプトはSPと共通するものがたくさんありますけれど。前半にジャンプをかためうちにして、後半はスピンとステップというわかりやすい構成。とはいえ、テンポアップする
ジャンプは絶好調とはいえないですね。4Lzが空中でいがんで今度は3Lz。怪しいコンボとかもありますし。だけど、こんなにすべれたかなあ。こんなに表現力あったかなあ。見るたびに新鮮で、評価をどんどんあげているのでした。NHK、ほんと、熾烈になりそうですねえ。
3 Sota YAMAMOTO JPN 12 165.48 84.43 82.05 -1.00
ううう、最初の4Sが手をついたので転倒扱い。これ、ライブでみてたらどうなることかとびくついたかも。しっかりメンタル、強くなったのねえ。しばらくはしっかり立て直しました。4T3Tなんてなかなか。中盤から後半はまだ滑り込みがたらないのかなあ。FCSp2、ステップシーケンスはレベル3、3Aがぬけて1A、3Lzは!がつくと、ミスを重ねてしまいますが、ねばったかんじです。しかし、クラシックって滑りがよい選手にこそあうものだとつくづく思いました。基礎がないスケーターがクラシックですべると、なんだかうっとつまってしまうことってありません?今回のSKは8.39で、アダムや友野君の8.46よりやや下回ります。でもするするとすべるこの感じはまったくわるくないし、草太君のスケートが一番好き、という人もいるんじゃないかな。
4 Kazuki TOMONO JPN 11 159.31 74.76 84.55
4T2T 4S 4T 3Lo 3A1Eu3Sq 3F2T 1A
やっぱりミーシャってこういう曲を振り付けるほうがジャズよりあってるよねえ、なんて思いつつ見てしまいました。友野君にもすごくあう曲じゃないかな。エンタテイナー精神を思い切り発揮できます。ジャンプに問題があるのはこの時期はしょうがない、と開き直ることにしよう。友野君は代打の神様、なんてよばれるぐらい、シーズン最後のWCに強いです。だいたい、WCで5位とか6位とかとれるのに、なぜはじめから代表にえらばれないんだ、じゃないですか。年明けてからやっとしあがるというか...回の点は、ネーベルホルンより高いものですが、今年3月のWCでだした269.37にはほど遠いものです。いやいや、今年こそは全日本でしっかり表彰台にのって、代打ではなく、四大陸やWC代表に選ばれたいと思ってるにちがいありません。そのためにも、2週間後のNHK杯は今回よりもずっとあげてくださいね。
ううう、アイスダンスもペアも動画をみつけることができません。
なんとカナダの大ベテランDeanna STELLATO-DUDEK / Maxime DESCHAMPS が優勝してファイナル濃厚なんです。アイスダンスは予想どおり、フィアギブとフルソレの一騎打ちでフィアギブが勝ちました。みたいよ~。やっぱり有料VPNを試すべきなのかしら。うるさい広告が消せるならいいかもしれない、などと思い始めた私...とくにYouTubeのがね。ほぼ100%興味がないものがうつりますのでね。時間の無駄、と思ってしまう。
羽生君の記事はみてからかきます。