ISUの公式動画をVPN機能をつかって男子SPをところどころみました。日本からはブロックされていますので、OperaなどVPN機能のあるブラウザが必須です。テッドさんの暖かい目線の解説がきけますよ。英語のヒアリングの訓練にももってこいです。先日、ISU公式動画の解説が大いに問題視されましたけど、ロシアと関係はあったとはいえテッドさんをはずすのは無謀ですよねえ。特にジュニアではJGPSでの貢献といい、かかせない人です。暖かく将来を見守っているかんじです。そして素晴らしいパフォーマンスがでれば大いにほめる。学校教育ってこんなのがいいのじゃないかと思う時があります。

 

 

 

個別の演技がいくついかありましたので、はってみます。

詳細結果   
プロトコル    


1 Ilia MALININ USA 30 88.99 48.06 40.93 0.00

 

 

全体的にはやはりよかったかと。SPはなかなか安定しています。3Aまでなら楽々なのでしょう。

ただし、このSSも全スケーターで唯一8点台がでたのはちょっと。ジャンプをちゃんととんだのと、ステップシーケンスで結構難しい動きをするので、それの影響でしょう。ジャンプでSS決めるのはちょっと... あと、アメリカのごり押しがもっと大きいかもしれない、なんてつまらないことを考えてしまいました。ジュニアっぽい、それにつきます。これから伸びるのか?というとううううん。SSの指導がいきわたってないかんじ。大きくなってジャンプに苦戦するようになるとおとすんだろうか。全スケーター中、群を抜いてよかったか?というと大いに疑問です。

2 Wesley CHIU CAN 26 81.59 43.84 37.75 0.00

 

 

JGPSでみたときからなかなか気に入ってます。やわらかいスケーティングで、パイポーもつかった曲にのり、すてきな世界をみせてくれます。3Fのエッジがちょっとおかしかったです。3Aもすごい、というかんじではありませんが、それでもまとまっていてよかったかと。個人的には見た中では一番の滑りにみえましたけど...

3 Mihhail SELEVKO EST 28 81.26 43.25 38.01 0.00


すみません、みてないんです。衣装のTシャツがドクロをもじってません?連日、気の滅入る戦争のニュースをきいてますので、拒絶反応おこしてしまって。体調も万全ではありませんので、ストレス避けたいって思うのかな。なかなかうまい選手なのは、前にみた演技で知ってはいるんですけど...

4 Liam KAPEIKIS USA 12 79.83 43.55 36.28 0.00

 

すみません、この選手もみてない。別に意図はありませんが、たまたま。前に見たときにそれほどひかれたなかったのがあって、必須と思ってなかったんです。滑りが自分的にはねえ...これはスタイルの問題なだけかもしれません。落ち着いてみるといいのかも。個々の演技画像があればみるんだけど。

 

 

動画、weiboにありました~

 

あー、この子、顔は記憶通りですが、滑りは全然記憶とちがう。他の人とぐっちゃにしていたかも。たいへん失礼しました。滑り、うまいじゃないですか。アメリカの滑りとは思えない。これ、カナダっぽいです。このぐーっとのびてくるかんじ。あ、練習拠点はカナダのリッチモンドです。なるほど!カナダのコーチにならってるわけですね。今のアメリカのコーチは、アメリカ人のみならず在住者もふくめて、アイスダンスはともかく、シングルは滑りが教えられてないといっていいので、アメリカが練習拠点ならこの滑りはありえなかったかも。ステップシーケンスでレベルはおとしていますが、今後、4がでる試合はあるはず。弱点はスピンかなあ???特にキャメル。一週間に3時間しか練習しないで、それでこのすべりってちょっとたいしたものかも。週3時間なら、4回転はないんでしょう。3Aとぶだけでたいしたものかも。


5 Tatsuya TSUBOI JPN 19 79.15 43.40 35.75 0.00

 

 

壺井君、はじめて残ったといえば残った演技なんですが... なんだか坂本さんみたいなすべりしてました...あれなら、忘れてしまってた前のほうがある意味いいかも。素直な子なんでしょう。自分の感受性とかより教えられた通りに素直にうけとるのか、なんて。安定はしてましたし、スピードがでたぶん、SSがあがったような。3Lzのエッジ以外は、ステップシーケンスでレベル落としたとはいえ、大きな穴なかったですし。曲表現はううううん。本田ルーカス剛君のほうが圧倒的に感性がある滑りしてました。

6 Stephen GOGOLEV CAN 25 78.75 41.89 36.86

 

 

びっくりしました。もどしてきましたねえ。180にもなっているんですけど。まさか数ヶ月でここまでいきましたか。最初のコンボがステップアウトしましたし、スピンはまだ練習がたらないというかんじですが、スピンはよくなるはず。アルトゥニアン門下はスピンは?ですが、基礎があるのはかんじるので。これなら来シーズン以降、もっともどしてくるのかしら?4Tだけでいいのでジャンプが安定したらかなり面白い存在になるはずです。アルトゥニアンが横にいたなあ、でも、アルトゥニアン門下とは思えないスケーティングはバーケルとか、以前のクリケの影響でしょう。表現的にもなかなかおもしろかったです。おどるセンスがいい子なんでしょう。

9 Lucas Tsuyoshi HONDA JPN 17 73.01 37.12 35.89 0.00

3A<、3eと、ジャンプがよくないので、順位はのぞめないですが、滑りと表現は見るべきものがあるかと。ほんと、ISU、ジャンプですべて点数をつけるのはやめてほしい。ジャンプ以外の要素でまずSSみて、ジャンプミスがあると一定の点数を引く方式を考えるべきよねえ。点をやると決めてる選手がジャンプを成功させればばんばんだしてるのじゃないか、という疑惑が今回もでてしまいました。

 

そうか、weiboにはこの大会の演技の動画が落ちてるんだ。


20 Kao MIURA JPN 33 60.03 27.35 33.68 -1.00

 

テッドさん解説動画ではないですが、この解説者は怪我をしていることを知っているようです。

 

最終滑走だった佳生君、やはり怪我の影響が大きかったですね。でも最後までなんとかすべったし、FSもぎりぎりとはいえすすみました。ステップストしてもいいので、3Aあたりとべたらいいのですけど。4Tとか挑みそうですよねえ...最後まですべって、怪我が悪化しなければ、それでよし、とするしかありますまい。ほんと、出場しただけでもそうとう無茶ですよね?FSはもっと苦戦するでしょう。でも、最後まですべってください。怪我だけはきをつけて。