1 Kamila VALIEVA(RUS)272.71 PB
2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA(RUS)229.23
3 Maiia KHROMYKH(RUS)219.69
4 Mariah BELL(USA)210.35
5 Loena HENDRICKX(BEL)203.69
6 Madeline SCHIZAS(CAN)192.14 PB
7 Viktoriia SAFONOVA(BLR)185.64
8 Rino MATSUIKE(JPN)184.36
9 Ekaterina KURAKOVA(POL)175.64
10 Ekaterina RYABOVA(AZE)175.24
11 Eva-Lotta KIIBUS(EST)163.11
12 Olga MIKUTINA(AUT)161.09
さて、2位以下です。総合順位にそってるとお持ってください、SP、FSの順にならべています。プロトコルの数字をはっていますので、前にきている数字はSP、FSそれぞれの総合順位です。 ISUのをはっていますのでVPN設定が必要です。Operaなどでどうぞ。
この試合でGPF出場者3名が決まりました。カミラ・ワリエワ、アンナ・シェルバコワ、エリザヴェータ・トゥクタミシェワ、坂本花織、マイア・フロミフ、アリョーナ・コストルナヤの6名がGPFに進みます。トゥルソワ、ウサチョワの棄権で6人ともロシアという状況にならなかっただけかもしれません。しかし日本が外国からの来日を禁止という状況になりましたので、大阪のファイナルはきわめてあやしいです。どうするんだろ。スケ連はバブル方式でやりたいみたいですが、政府方針ですからねえ。これやれるのなら、全日本もオーサーやランビやバーケルが来日できるようにしてほしい。無理だとすると、チケット払い戻しをして、代替地で行うのかなあ。代替地開催ならロシアは手をあげそうじゃないですか。すべてのカテゴリに選手がでますから。さて、どういう結論がでるのやら。
総合2位 リーザ
2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA RUS 12 80.10 (44.56 35.54)
3A 3Lz3T 3F
3A+2T 3A(SO) 3Lz+3T 3F 2A+1Eu+3S 3Lz 3Lo
たしかこの大会前に体調不良が報じられていたはず。そう、いつもより動けてなかったですね。それでも3AをSP、FSあわせてプラスの評価のものを2本、ステップアウトはあったとはいえ、転倒せずに1本きめるのってなに。そう、いつもよりおとなしかったかとはいえ、いつもの濃厚な雰囲気はあったし。そう、3Fがちょっとひやっとするできでしたが、結局転倒はしなかったわけですし、マイナスがつくものでもありますまい。やっぱりFSのほうが体力的にきついのか3連あたりではバテていたようにみえて大丈夫か、何て思ったけど、3Lz、3Loとよかったですよね。さらにはAreyou readyではいまるコレオ、Let's Goのかけ声とともにはじまる最後のスピンでは力をふりしぼったかんじでした。絶好調時にくらべると6~8割でしょうか。だけど体調がよろしくなくてもこれだけ魅せられるというのはすてきだなあと。平昌前には考えられない安定ぶり。ただただこれだけ。リーザ、あなたはすごい。
3位フロミフ
5 Maiia KHROMYKH RUS 9 64.72 32.03 33.69 -1.00
2A 3F 3Lz+COMBO
2 Maiia KHROMYKH RUS 8 154.97 85.26 69.71
4T2T, 4T(SO), 3Lo, 2A, 3Lz3T, 3F1Eu3S, 3Lz
SPでコンボにできず出遅れたフロミフですが、FSで4Tを2本とんでもりかえしました。
SPはほんとに15歳か、という雰囲気ですべりました。FSも出そうとしているのはわかりましたけどジャンプに意識がいっているのがみえてしまったというか。166 cmとなかなか長身の選手です。身体がちょっと硬いのか?という気もします。キャッチフットになると軸脚まがるのはクセか、身体の要因があるのか。ふつうのキャメルでも軸脚はもう少しのびてもいいか、というかんじ。3年前のダンス動画で首の使い方が気になったのですが、なんとなくのこっているような気がします。胴体に対して首ののりかた、気になりませんか?微妙にずれるときがあるような気がする... 今は体形変化がもろにでてないかんじですが、これ、来シーズンあたりから苦労するかもしれません。体形変化で苦労しているときは身体のつみあげがくずれてませんか。兆しがあるような気がします。元々のクセかもしれないけど。あと3lzのエッジが微妙にみえるのは気のせいですか?
5位 ルナ
6 Loena HENDRICKX BEL 7 64.44 31.02 33.42
3Lz+3T 2A 1F
5 Loena HENDRICKX BEL 7 139.25 70.22 69.03
3Lz(ターン)3T, 3Lo<, 3F, 2A, 3Lz2T, 3F2T2Lo, 3S
SPの真っ赤でも、FSの金色衣装でも負けないというのがまずいいと思いません?そして衣装だけでなく演技もみあったものですごく好きな選手です。そう、女子もお子様が飛ぶのをみるより、ジャンプ構成多少弱くても、雰囲気のある滑りをする大人の演技のほうがいいわよね、何て思ってしまう(笑)といってもカミラなど好きな選手もいるので、われながら大いに矛盾してます。
SPは前回よかっただけに、気負ってしまったのかもしれません。コンボミスも痛かったけど、なんといっても3Fが抜けて1Fになってノーカウントになってしまったのが痛かった。冒頭のコンボがイタリア杯と同じレベルだったら一気にのったはずですが...FSはSPのミスが頭にのこっていたのでしょうか。コンボとか軸がみだれてましたし。qとかマークつきそう、と思ってもこの試合わりとつかないと思ってたら3Loは<ですか。何かマークつくだろうとは思ったけど...
だけどこの選手、故障さえなければ、WCでも10位内にはいれる選手です。今年は5位でした。オリンピックでも一桁を期待したいもの。その前に欧州選手権で見られるんでしょう。表彰台あるといいのだけど。
8位理乃ちゃん
7 Rino MATSUIKE JPN 1 62.98 32.55 30.43 0.00
3Lzq+2T 2A 3Lo
8 Rino MATSUIKE JPN 6 121.38 59.49 62.89 -1.00
3F, 3Lz(堪)2T, 2A, 2A, 3Lz(<<,転倒), 3S3T(<SO), 3Lo2T
NHK杯よりは体調よさげでした。見てしまうところがありました。とくにFSのでも、まだ万全でなんでしょう。スピンのいりでちょっとおかしかったり、トウ系で苦労してたり。だけど2Aからの流れ、みました?するっと決めているかんじで流れが実に優雅。そう雰囲気は独特だと思います。デリケートで柔らかい中にも芯の強さみたいなのがあって。そう、このすべりかた、スパイラル向きかもしれません。ちょっと古いタイプのすべりかたかといえるかも。指摘されて気がついたのですが、山田/樋口組って、滑りがキャロルのと共通しているところありまして、背中がわりとまっすぐでしょ?アメリカの選手ではさんざんぶつぶついってたのです。この組のにいわないのはなぜでしょう。それどころかスパイラルあたりに独特の伸びがでて決して悪くない滑り方にみえる(笑)体形のせいかな。お尻がぷつんととびでているように見えてたんです。それがいやだったのですが、この組の場合はそうでないです。
そう、だいぶんもどっているようにみえました。トウ系ジャンプ、特に後半です。体力的な問題もあるのかもしれません。万全でGPSにいどみたかったですねえ... 全日本までにぜひ夏の調子にもどしてください。3A挑戦はなさげに思えますが...