ロシアテストスケートの二日目では趣味に走って嘆いてばかりいましたが、実はすてきな作品もありました。ある程度しあげてきているもの、転倒はあるけどしあがったらいいよね、というもの。しあがりはいろいろですけど。だけど今はまだピーキングしなくていい時期ですのでね。プロがよくて、故障がなければいいのじゃないですか。
まずはペア。ミスもありましたが、少なくとも2組はよいプロにみえます。タラモロは微妙に思えましたが、おそらくこの3組がくるのじゃないかと。
ボイコズ
これぞオリンピックプロというのを作ってきてくれました!SP、FS2本そろいました。祝!黒っぽい色が続いたのがちょっと気になったぐらいです。スローが気になるんですけど、これをなんとかすれば相当いいプログラムです。サイドバイサイドはかなり距離をとってますね。これもう少し近づけるはずですが、女子は男子が壁のようで恐い、と高橋成美ちゃんがいってたので、その配慮もあるのかな?ここはサイドバイサイドはあまり心配しないでいいです。スローでボイコワがくずれているのだけが気がかりです。ケガじゃないといいのですけど。
ミシガリ
でもね、ミシガリもいいんです。とくにSPで去年の当たりプロをのこしましたので、FSのしあげに専念できるのじゃないかなあ。しかし、この曲なら本番も黒ですよね、別にいいけど、アイスダンスのRDが黒が多そうじゃないですか。やたらに黒っぽいオリンピックなのかも。しっとり系でせめてきますよ。しかもなにやらすごくロシアらしい曲。面白いリフトやりますので、ご注目。この体格差なのにこういうポーズやるのか、と思ったところもありました。かなり曲が途中でかわりますが統一感もありますのでいいのじゃないかと。うん、リフトが個性的というか面白いですね。最期にまるでミーシナが勝利をいわうかのようにしっかり掲げられます。口元がゆるんでしまう。
タラモロ
やっぱりペアって体格差があるほうが有利なのかなあなんて思いつつみました。まだしあがってはいないかんじですが、調整してきそう。前のオリンピックほど謎プロでもないし。問題はやっぱりINの部分ですか?技術だけで曲が残りませんから。それにしてもやたらにエテリをうつすなあ、なぜ、と思ったら、エテリがでむかえてるじゃないですか。そうだ、トランコフ指示のまま、エテリ組になったんでした。表現が課題なのは本人たちが一番わかっている、とういことですね。そういわれたら妙にエテリ組らしい音源に思えてきました。あ、振付はグレイヘンガウスですね。なるほど。これまでペアのふりつけやったことありましたっけ?ボイコズやミシガリのようなタマラ先生のところのペアスクールのほうがペアの醍醐味と魅力をよく知っていて、それをみせる振付やっているように見えましたが、今後どうなるんでしょ