詳細結果

第1、第2とあれこんなところにビシェンコがとか、マヨロフってこの中ではすべりうまいよね、とか、思ったとはいえ、ぼやっとみてました。

第3グループで急にあつくなりました。

Evgeni SEMENENKO  86.86 (48.80 38.06)    
4回転だけ、でした。2種類跳べるだけでもえらいかも。滑りの基礎はたぶんやっているのだろう、体を大きく使おうとしているのだろう、という演技。



Han YAN  81.52 (41.1740.35)

大好きな滑りをする二人がなんと第3G.休業していたからしょうがないといえばしょうがないのだけど。

 

3A、うん。ハンヤンの3Aです。3F3tがセカンドみだれましたが、マイナスになるほどではなかったですね。幅あるなあ。これですよ、このすべり。ステップシーケンスもよかったですが、バックのところですーっと。いや、どの方向にいこうといいんです。なにげに目がいってしまう。3Lzはきれいにおりました。フローを意識しているのかしら(笑)エッジがなにげにつかえて実にさりげないのですけど、レベル高いですよねえ。ほんと、さりげなく楽々と。それがあの音楽の雰囲気にとてもあいます。問題があるとしたらTRです。さりげなさすぎて、工夫がこらしてあるようにみえないという(笑)だけどこれ、他の選手がすべったら案外苦労するはず。ハンヤンだからこれだけさりげになっているだけなのじゃないかと。この点がジャッジ遠いにちがう評価になっているところかと。

Mikhail KOLYADA  93.52 (49.38 44.14)

ミーシン御大、大活躍とおもってしまいました。ふっふ、好きなすべりが続くわ。まあなんてちがうんだろ。ハンヤンがさりげのエッジ使いとしたら、コリヤダはまず手を特徴的なうごかしかたして世界つくってます。ナチュラルと人工的な世界というのか、さわやかな風のふく風景と都会のおそらく夜とのちがいというか、どこかナイーブな世界と、洒落者どこか攻める世界というか。ステップシーケンスみると特徴のちがいがわかりやすいのでは。4-3ときめたのですが、あいだにすてっぷはいってしまいました。マイナスはもったいないな。だけどそのあとの3A、3Lzはあぶなげなかったです。今日は最後のスピンの回転速度がおそかったですが、スピンもうまいですよね!はい、楽しませてもらいました。コンボと最後のスピンだけがおしかったですけど、楽しかったですね!最終グループにのこるかも、ですね!

ハンヤンといいコリヤダといい、順番でだいぶんPCSを損しているはずです。特にコリヤダ。もっと高くでていいはず。第5グループなら9点でたのじゃないかしら。ハンヤンのよさはもしかしてジャッジはわかってないのじゃないの、という気がしてなりません。昔、中庭さんが誰もが大好きな選手、なんていってましたが、分かる人には分かる、という存在なのかもしれません。でも、中庭さんやブログ主が好き、というだけじゃないですよね!もっと評価されていいはず。二人ともここまでの出場者とは滑りと表現の格がちがいました。

Mikhail SHAIDOROV  59.14 (31.97    29.17)    
えええっと、みたことあるかなあ???16歳ですので、みたとしたらJGPS、JWCなんですけど、思い出せません。印象にのこらなかった、ということなんでしょう。4T転倒。3Aも転倒。緊張してたのかな。滑りがものたりないのは、好みの滑りをする二人が直前にすべったというののもありますが、完成形といっていいベテランと若手の格の違いもあるのでしょう。すべりをこれからきたえようね、というところです。スピンでステップ4とるとか、がんばってたところもありました。これからの選手でしょう。

Konstantin MILYUKOV  78.86

4S 3A 3Lz3T くるみ割りなんですけど、あんまりバレエっぽくないし、おとぎの王子様というかんじがしなかったのはなぜなんでしょ。おひげのせいかしら???手はまずまずですが、スピンの体勢とかがあまりきれいでなくて体あまりやわらかくないのだろう、と推測できたせいかもしれません。うううむ、下手とは思いませんがどこか微妙なかんじがする。



Yuma Kagiyama 100.96    (57.86    43.10)

おおお、シニアもきてますよ。よかったよかった、体調がいいのでしょう。ジュニア時代は一度も海外についていってませんでした。

うわ、4回転にすごい加点がついてます。4S3Tと4Tの両方に。3Aもこれだけつきますか。

 

跳び方が教科書のような選手というわけではありますまい。4Tと4Sはきわめてにてます。こまったことに。全然違うジャンプですよね?だけど今は離氷より着氷が重視されていると思っていい。つまりあのやわらかくて、かなり変な軸でとんでしまってもあっさりすくってしまえる足首と膝がめざましい働きをしているのじゃないかしら。そういや、ジュニアの初年度にひざ、ひざ、とうわごとのようにいってましたっけ。あの着氷の感触のよさがひたすらのこります。ちょっと問題あるのか?なんて離氷のところなんて頭からふっとぶのじゃないでしょうか。個人的にももうあのおりたときのフロー、着氷姿勢のほうがはるかにのこりますもん。あとこの踊り心。いかにも楽しんでステップふんでます。みてるとなんだかうきうきしてくる。教科書的滑りをしているわけではないです。エッジ甘めですし。ステップシーケンスは今後も苦労するかもしれません。

 

だけど私は鍵山君の演技が好きです。足らないところ、評価はきても問題があることがわかっていても。勝手に頭の中で冒険活劇がくりひろげられてしまう。タンタンのシルクロード版みたいな話なんですよ(笑)気に入った演技ってこういう反応するときあるんです。そう、勝手に世界がひろがっていくというか。演技者の意図とはたぶんくいちがってくるんですけど。

Aleksandr SELEVKO 70.74


あー、おどれる選手ですね。音がなったら体が動いちゃうのではないかな。最初のでだしでわかります。が3Lzではいるということはジャンプが弱いのだろう、と推測うできますが、やはりそう。3Aまでです。コンボは2F2Tですのできびしい点となりました。4回転二種類きめた鍵山君のあとだけにかわいそうだったかも。




Michal BREZINA 81.43    (40.96         41.47   ) 

ブレジナいくつでしたっけ?まさかここまで続く選手になるとは思いませんでした。チェコに若手がでてこない、という事情もあるのでしょうけど。ううう、転倒ありましたし、ところどころでとりこぼしてますから、点数のびません。だけどなぜかブログ主はブレジナの滑りを気に入ってます。なんなんだろ。何を気に入ってるのかいまいちよくわかってないのですけど。でもいつもよろこんでみてしまう(笑)音楽はいかにもブレジナがつかいそうなものです。

Vladimir LITVINTSEV
うううん、バッククロスが多いぞ。ジャンプパートとその他でわけているにしてもバックだらけで。一応、アクセントはあってるでしょう。あれ、スピンうまいかも。回転数の問題と思うんですが、レベルはとりこぼしてますけど。


Vincent ZHOU 70.51 (32.04    40.47)    

4Lz転倒。4S3Tもうううん。3A転倒。ジャンプが散々でした。滑りはびっくりするぐらいうまくなりました。前はローラースケートでしたから。あと、スピンのときなどの膝ののびない点もだいぶん改善されています。空中姿勢とかいいとは思えませんが、よくなっているところはかなりあります。つまりベーシックはかなりやってる。もともと音楽的感性はありました。今やこぼれおちんばかりになにかをうったえようとしている気持ちも全面的にでてます。だけど、これだけジャンプがおりられないと、点になりますまい。単に矯正のと中だからなのか、それとも他の要因があるのか...