最終順位    http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/CAT001RS.HTM
FS詳細結果    http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/SEG002.HTM
プロトコル    http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/wc2017_Men_FS_Scores.pdf

 

 

昨日のSP、楽しかったですね。この大会のSP、やはり神だったのだとあらためて思いました。クリーンプロも多ければ、滑りがうまい/好みの人がすごく多い。これにくらべると、2018、2019はやはり劣化してたんじゃないかなあ。オリンピックのすぐあとはしょうがないのです。たくさんの有力選手がオリンピックという目標をはたして引退してしまいますから。2018の女子はドラマがあってまだ面白かったですが。2019は男女とも?の判定が多すぎて、2019をみるならペア、アイスダンスでしょう。たいへんいい演技が多く、とても面白かったです。

2017男子SPにもどると、久々にみるパトリックの滑りはやはり神でしたし、久々にみる、といえばコリヤダもそうでしたし、あと、ヨリク・ヘンドリクスの滑りにブログ主は大喜びしていました。あのジャンプで点数はでませんけど、だからなに、っていういつもの偏向した好み(笑)。これだから欧州選手権を楽しくみられるんですけどね。欧州はジャンプはともかく、ミスは多くても個性豊かで表現する気満々、すべりはなかなか興味深いものがあり、女子の衣装にいたっては欧州でしかみられないようなものがいっぱいあります。はっきりいって不思議世界なんですけど。

あと、はじめのほうで妙にうまく滑っているようにみえた選手がいたら、なんてことない、マレーシアのジュリアン・イー・ジージエでした。カナダの滑りが大好きなブログ主は、伝説のコーチといっていいダグ・リー(なにせブライアン・オーサーやストイコのコーチですよ)にスケートをたたき込まれているようにみえるジュリアンの滑りが気にいるのは当たり前なんです。あ、昨日は変軸のマヨロフみのがして損しちゃった、という気分なので今日のフリーもはりきってみることにします。さすがに長時間になりそうですから、途中でみない選手でてくると思いますが。


英語ですが、滑走順かいておきます。第1Gからみたくなる顔ぶれです。

もうなんといっても第4の最初、という方は多いはず。歴史に残る大逆転でしたものね。翌年のオリンピックででおくれたサフチェンコさんがこの大逆転劇を思い出して、自分たちを鼓舞して見事に金メダルをとっています。ハビは4Sの転倒なかったらメダルいけたんじゃないかなあ。とはいえ、3位になったボーヤンの冒頭の4Lzしっかりみてください。すばらしいのとびますから。これが安定してもどってきてくれたらねえ。

この大会、4G以外にも見所満載です。SPよりも当然ながらミス多いです。だけど、上位以外も、大きく順位が動いた大会ということでも興味深いですし、ジェイソン、ミーシャと4回転なくてもベスト10にはいるという気をはいた大会でもあるのです。

その一方で、ジャンプの成功がやはりPCSに反映されているのか?という気がしないでもないところがあります。クリーンなボーヤンのPCSが86.00、転倒2つのネイサンが84.78というのがあります。これみるとPCSってやっぱりジャンプの成功に左右されるのか?というかんじが... また、ネイサンは実際に伸びた面がかなりあるとはいえ、今のPCSののびはおかしいのじゃないか、という疑いもでてくるような。ブログ主がこの2年間、腹を立て続けているせいかもしれませんが。

あと、鬼門の3Aが発動してしまったパトリックですが、このときはまだまだ高いなと。記憶がただしえれば、翌年はかなり渋い点ついてました。

しかし刑事君第1Gにいる。最終もあまり良くない順位なのよね(>_<)ジュリアンとかヨリクは1Gでしょうがないけど。そうそう、同じ第1でも、モリスは順位を大幅にあげるので必見ですよ。2020欧州選手権でなんと3位にはいりました。25歳で180 cmあるモリスがこれから伸びるのか!?という興味をもっているところなので、3年前のこの演技もちゃんとみてみたいところ。

第1G
1    Michael Christian MARTINEZ    PHI
2    Jorik HENDRICKX    BEL
3    Keiji TANAKA    JPN
4    Paul FENTZ    GER
5    Julian Zhi Jie YEE    MAS
6    Moris KVITELASHVILI    GEO

第2G
7    Chafik BESSEGHIER    FRA
8    Misha GE    UZB
9    Michal BREZINA    CZE    
10    Deniss VASILJEVS    LAT
11    Brendan KERRY    AUS
12    Alexander MAJOROV    SWE

第3G
13    Maxim KOVTUN    RUS
14    Alexei BYCHENKO    ISR
15    Kevin REYNOLDS    CAN
16    Mikhail KOLYADA    RUS
17    Jason BROWN    USA
18    Denis TEN    KAZ

第4G
19    Yuzuru HANYU    JPN
20    Nathan CHEN    USA
21    Boyang JIN    CHN
22    Patrick CHAN    CAN
23    Shoma UNO    JPN
24    Javier FERNANDEZ    ESP