世界各国で自粛がつづいている関係上、自宅とつなぐインタビューとか増えてきてます。WCのキャンセル以来、オーサーのインタは私が知っているだけでも2回目です。

1時間近くあるロングインタビューです。
 

 
英語のサイトではまとめもかいてあります。長いインタなので、いろいろ話をしてくれているのですが、その一つが羽生君の4Aについて。一段落目にまとめてありますが、この話題で日本語でまとめた記事が以下にあります。

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同メディアは「ハニュウにとって4回転アクセルは“よりフィジカル”」と題し、オーサー氏の単独インタビューの内容を伝えている。記事では「ブライアン・オーサーは、オリンピックチャンネルに対し、ユヅル・ハニュウは4回転半を成功させるため身体を鍛えていると語った」と、肉体強化に着手したことを伝えている。

 さらに「オーサー氏は、五輪2連覇の日本人選手にはこのジャンプ(4回転アクセル)を決める技術があるが、そのためにもさらにフィジカルを強化する必要があると話す」と説明。4回転アクセル成功を目指す羽生について、オーサー氏の言葉を次のように記している。

「彼にはどんな時もファンタスティックなテクニックがある。この回転をやりきるための体をつくるためには、よりフィジカルが大事になるということで彼と一致している。もちろん、さらなる高さとパワーも必要になる」

https://the-ans.jp/news/112028/
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たしか、去年あたりは、高さよりもまわりはじめるのをはやめるのが大事、といっていました。今年にはいってからの練習の過程、羽生君との話し合いで少し方向修正をかけてきているようです。

いずれにせよ、ジスランが4CCのときに、WCで4A挑戦を匂わせる発言をしていました。GPFの練習ときよりも、試合での実現にむけて一歩進んでいた状況あったのか、なんて気がしませんか。

他にも、なかなか面白い内容が含まれています。

クリケの選手は、今、世界で起こっている状況を欲認識していて、自宅待機が大切なことを理解しているのが誇らしい、

と語ってます。個別にもう少し情報がでてきてました。帰国した人が大半なんだろうかと思ったら、カナダにとどまっている人もいて、いる場所はいろいろあるみたいですね。

練習ができない、ということであせっている親御さんに、のんきでもしっかりまにあわせることができたハビの例を話してます。なるほど。妙に説得力ありませんか。8月からでまにあう、といっているのをなんとか7月にカナダにやってこさせてトレーニングを開始するのだけど、ハビはまた2週間ほどバカンスにいってしまうとかいう話は笑いました。一方、8年間休むことがない、とか、アイスショーにでるのがオフタイムの過ごし方なんだろうとか(笑) 今は家のトレーニングマシンでトレーニングしているとか、バトルやシェイ=リーンとオンラインで連絡をとって新しいプログラムの話をしていると羽生君については語っているので、2人の対照を考えるとなんともおかしいです。

 

ふふふ、羽生君の新プロ情報が実はでてますよね。想像はついていたとはいえ、振付師はやはりバトルとシェイ=リーンで継続です。新プロになる、というのは雑誌で羽生君もいってました。すくなくとも曲の話はしているんじゃないかな。羽生君が新プロについてのべているのが次の雑誌。すでにみていらっしゃる人がほとんどではないかと思いますが。

 

 

 


あとあらためて平昌オリンピックのころのことも語ってくれています。

それから、昔のスケーター(ロビン・カズンズ、カレン・マグヌセンなど)を見るように勧めているという言葉もありました。フィギュアの歴史をもっと知るべき、と思っているんですね。カズンズはブログ主をフィギュア沼に落としてくれたスケーターで、今も毎年みています。自分にとっては、どうも無意識に基準にしているスケーターのようです。 カレン・マグヌセンは知らなくて、このインタがきっかけではじめてみました。札幌の銀メダリストだったんですか。あと、トーラー・クラストンは、オーサーの頭にあるはずです。子供のころ、大ファンでマネしていたそうですし。1968年グノーブル大会の金メダリストのペギー・フレミングもおそらく。メドベが移籍したばかりのころに、大人の女子スケーターに育てたい、といって、名前をあげた一人がフレミングでした。 そのうち、オーサーの念頭にあると思われる昔のスケーターの記事をかいてみたいものです。

あと、20-21シーズンのGPSはかなりむずかしそう、年明けのチャンピオンシップ(欧州選手権、4CC、WC)はうまくいけば開催されないかと考えているのか?みたいなことを話しています。用心深く、様子をみないといけない、とはいってますが、帰国したクラコワが半年ほどむこうにいるという話もしているので、たぶんGPSはないとみているのでしょう。半年後なら10月で、10月か11月にシーズンインという例年のスケジュールではまにあいませんのでね。

かなりの部分を訳出してくださってるTwitterがあったのではっておきます。2つみつけました。