Lzをとばないのはちゃんととべないから、なんて不可思議な風評がたっているらしいです。???の謎発言ですよね。これまでeも!もとられたことないはずだけど。現在、インサイドエッジとアウトサイドエッジのみわけ、というのでは参考にしたいスケーターのNo.1じゃないかしら。あと、エッジの使い分けということでぱっと浮かぶのはネイサンかな。
下のリンクみてもらったらわかりますが、エッジの使い分けすごいです。これでもか、というほどエッジを倒すのがケガにつながったのだろうか、なんておもうくらい。eとか!をとられる選手って、トウをつく瞬間にかわっていることが多くて、あやしいという意識がなければ、気がつくのがむずかしいときがあります。カメラ角度によってもちがいますし。スローでみてエラーじゃない、と思ってもテクニカルがスルーしていることもありませんか。たぶんジャッジ用カメラの角度の問題が大きいのでしょう。でも紀平ちゃんはいつ、どこからみてもクリーン。 しかもトウ系ジャンプになってますし。トウ系ジャンプになっていると、離氷のときに氷がまいちりますので、かりにトウをしっかり確認できなかったとしてもまずまずわかります。3Lzをとばないのはケガがでているためで、NHK杯のコストルナヤとの点差の主要要因はこれじゃないかと思いますが。
https://twitter.com/i/status/1101685298260406273
スロー映像を掲載してくれていますので、インサイド/アウトサイドエッジのみわけトレーニング教材にもいいかもしれません。
現在、足を完全に直すためには休みを取る必要がある、でも休むわけにはいかない、という状況だそうで、回復までが長期戦となっています。今回もルッツは跳ばないと思います。でも、試合がしばらくない年末年始にはたぶんお休みとれるはずなので、しっかりなおして、WCにはすばらしいルッツがみられることでしょう。
テレビでも4S試したいといってましたよね。ケガの心配がないなら、当日の練習のできしだいでいれてくるかな。たしか北京までに4回転を二種類いれたいといってたはずです。試合でとびつづけて3Aが安定したことを考えても、そろそろいれたいと本人は思っているのかもしれません。みることができたらうれしいですが、くれぐれも無理はしませんように。本番の北京まであと2年以上あるのですから、それまで大きなケガをしないのがなにより大事です。