https://www.rockerskating.com/news/2019/11/20/2019-nhk-trophy-preview-men-the-final-qualification-intrigue

 

二戦目のケガという悪夢が二年も続きましたがもうないと思いたいところです。悪夢さえなければ一位の結果はわかってます。対抗できるのはまったくいますまい。コリヤダが万全で、フルポテンシャルだしてくれるなら、面白い試合になったかもしれませんが。これは来年を期待しますか。だから、気になるのは、

 

表彰台の2位、3位に誰がくるのか

ファイナリストは誰になるのか

草太君、高志郞君はどの位置にくるのか

 

銀 ケビン・エイモズ FRA
銅  ジェイソン・ブラウン USA 
4位 山本草太 JPN
5位 マカール・イグナトフ 
6位 樋渡知樹
7位 セルゲイ・ボロノフ
8位 島田高志郎
9位 ロマン・サドフスキー
10位 コンラッド・オルゼル
11位 オレクシイ・ビチェンコ
12位 アントン・シュレポフ

となってます。そうですね、エイモズ、ジェイソン、草太君あたりが有望そうです。草太君の表彰台はあるかも、という気がしないでもない。ジャンプ次第なのですが。だいぶん表現に力をいれようとしているので、そうなってくると、スケーティングの良さもきわだつというものだし。約1ヶ月の進化をみせてもらいたいです。1ヶ月後の全日本のはずみにしていでしょうし。うまくいけば、この大会、全日本ともに表彰台にのることもあるかも。そうなれば完全復活どころか、初のWC、来年のGPS二試合の切符を手に入れるはずです。

 

草太君にはもう一つ焦点があります。先日の全日本ジュニアみて、鍵山君の全日本表彰台って大いにありえるなと思ったのです。それぐらいの安定感、総合力。だからこの試合で鍵山君が先日だした251.01をどれぐらい上回るのかをみたいところです。鍵山君は全日本にはSPにも四回転いれてくるはずですし、コレオがジュニアはありませんから、一つミスがあっても、かなりアップするとみていいです。ジャッジがジュニアだからとひきさげさえしなければ、8点台にのってぜんぜんおかしくないPCSしてますので、ノーミスであれば270近くでるかもしれません。草太君はこれまでのところUSクラシックの240.11が最高です。ほんと、どこまであげてきているか、それに注目です。

 

また、高志郞君は四回転を決めたら、6位内にはいると予想があがってます。そうでしょう。スケアメみたかぎりは決められそうな気がしませんでしたが、だいぶんあげてきているのを期待したい。全日本ではできれば二種類をきっちりおりたいところ。そうすれば堂々とNo.3争い(もしかするとNO.2争いかもしれませんが...)にからむ可能性もでてきます。高志郞君のSBは216.22でいまのところ、鍵山君にかなり遅れをとっています。ちなみに刑事君のSBは250.02,友野君237.04、須本君209.15です。NHK杯で草太君も高志郞君もSBの大幅アップをねらいたいところです。

エイモズ、ジェイソンはファイナルがかかります。現在、20点以上とってるのは
Top 6 Men (after Rostelecom Cup) + skaters left at NHK Trophy
Q1. Nathan Chen USA - 30 (USA 15, FRA 15)
Q2. Alexander Samarin RUS - 28 (FRA 13, RUS 15)
3. Dmitri Aliev RUS - 24 (USA 11, RUS 13)
4. Boyang Jin CHN - 20 (USA 5, CHN 15)
https://www.rockerskating.com/news/2019/11/9/road-to-the-2019-grand-prix-final-standings

羽生君は確定でしょう。あと2人となるとあと3人。アリエフは非常に可能性高いです。ボーヤンの20ポイント以上が最低のターゲットかな。NHK杯出場者でこえられそうなのは、

ジェイソン  13ポイント
エイモズ  11ポイント
イグナトフ 11ポイント
いずれも、表彰台にあがればいけるはず。ジェイソンはエイモズ、イグナトフしだいですが、4位でもあるかもしれません。エイモズ、イグナトフは4位以下なら20ポイント以下になるので、同じ20ポイント獲得したとしても、1位になっているボーヤンが確定です。

この試合で4人決まりますが、可能性高いのは

羽生君 おそらく30ポイント獲得
アリエフ 24ポイント
ジェイソン
エイモズ

でしょうか。イグナトフは、SS、TR、CO、INがジェイソン>エイモズ>イグナトフと、PCSが明らかに滑りが弱いし、スピンもそれほどなので、ジャンプでがんばるしかなさそう。それも、スタミナもつのか?という懸念があります。草太君は予想通り、少なくともイグナトフをぬいてほしいです。もっとも、イグナトフが四回転2種類きめてスタミナをもたせるという可能性は0ではありませんのでファイナルにとびこんでくる可能性はありますが、かなり低いかなと。

あとこの大会、順位はともかくとして、かなりTRが楽しめるはずです。羽生君、ジェイソン、エイモズあたり、面白いTRが楽しめるはずです。エイモズはいろいろあらっぽいところあるのでTRがとぎれることはあるかもしれません。でも、ジェイソンは4回転は挑みませんし、3Aはとりもどしていますので、ジャンプ構成を考えておそらく不安はなく、すばらしいスケーティングとTRをくりひろげてくれるはず。スピンも絶品ですし。FSはもうはじめからハンカチもってみよう。今年はシンドラーの大当たり年です。羽生君はいうまでもありますまい。楽しみしかありません。私はハイドロで二回手をつくかどうかをみとどけようかと(笑。さすがのしつこさ)

 

おまけ

マッシミリアーノさんによる予定構成の最大得点

https://twitter.com/max_ambesi/status/1197119990480199681

 

Soon we'll know if also in Sapporo #YuzuruHanyu will confirm the two layouts of Skate Canada 

SP - max.score available 116.77 (b.v.46.37, goe 20.40) 

FS - max.score available 232.98 (b.v.92.98, goe 40) 

Maximum Total Score Available - 349.75 (tes 199,75 - pcs 150)

 

スケカナと同じ構成でどこまで得点がでるか、ですね。上の計算はさすがにない(^_^;) ファイナルもこの調子だと同じ構成か?という気はするので、近づくのはファイナルにとっておいてほしいです。3週連続で試合があるのですから。前半のピークもってくるならぜひぜひファイナルにしてタイトル奪還してくださいまし。全日本は多少ピークアウトしてもあぶなげないはずです。

 

時間の問題と、はやNHK杯に浮かれてこんなものかいているので、書こうと思ってたロステレのカップル演技はどんどん遠ざかり、全日本ジュニアからも遠ざかっています。ロステレのカップル競技はNHK杯のあとにファイナリストがきまってからちょっとだけとりあげられたらいいな。