結果  http://www.isuresults.com/results/season1920/gpcan2019/CAT003RS.htm

SP詳細  http://www.isuresults.com/results/season1920/gpcan2019/SEG005.htm

SPプロトコル http://www.isuresults.com/results/season1920/gpcan2019/FSKXPAIRS-------------QUAL000100--_JudgesDetailsperSkater.pdf

FS詳細   http://www.isuresults.com/results/season1920/gpcan2019/SEG006.htm

FSプロトコル 

 

ペア、アイスダンスは後に書くやりかたが一番無難そう。体力と時間がなくて、、、いつまでひきずるんだ、という形ばかりになると思いますが、よろしければおつきあいください。

 

ボイコズがきましたね~。7位と8位はいれかわりましたが、SP、FSとも概ね結果は同じです。

1位 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII
SP 76.45 (43.25, 33.20)

 

 

デススパイラルがレベル2になったくらいですね。あとは狙った通りの構成でしょう。ツイストもきれいにきまったし、サイドバイサイドも、リフトもちゃんときまりました。もっともここ、リフトで問題がでそうな気がしませんけど。ロシア男子ってホント、ペア向きだわ。リフトや投げ技でとっても頼もしいもの。へえ、スローかわったはいりしました。マイウェイをロシアにしたらめずらしくふつうのアレンジですべりました。曲つなぎもへんじゃない。どうしたんでしょ(笑)心なしか今年はコズロフスキーがにこやかな表情をしています。ここ、ボイコワが愛嬌担当、コズロフスキーが思考担当で、女性はいつもチャーミングなのに、男性、もう少しどうにかしてほしいなんてJSportsでいわれてたんです(爆)好調で余裕がでてきたんでしょうか。

総合、FS得点 216.71 (71.70, 68.56, 140.26)

 

The Writing On The Wall (James Bond) です。原曲がSam Smithで、あれが好きなブログ主としては、なぜボーカルを変える、やっぱりロシアだ、という気分になるのですが、まあ、そこらへんは単なる趣味の問題なんでしょう。今の時期としてはなかなかの完成度みせてくれました。レベル取りの問題はのこるし、最後のスピンで回転が不足してVついてしまいましたけど、GPS序盤ですので、まだまだあげてくることができるでしょう。バレエの基礎しっかりですねえ。やっぱりロシアだ。ボイコワが足をあげるときの姿勢のきれいなこと。あと、スローとかツイストの後にきれいにフリーレッグをのばすのはロシアの特徴とはいえ、ほんときれい。流れもあって。その一方で滑りの基礎もしっかり。SS、まだまだ伸びてくると思います。あと表現としても悪くないかも。曲のムードはつくってますし。ここ、二人の個性が対象的といっていいので、どちらにぶれるかによってぜんぜんちがう表現できるんじゃないかと思ってます。一方、不思議なくらい調和とれてるときがあります。演技はそういうところあって当然なのですが、たとえばキスクラで振り向くときのタイミングがまったくいっしょで大笑いしました。角度までにてました。ボイコズといい、シニカツといい、自分的に笑える要素があるから気に入っているような気もしないでも..いえいえ、演技が気に入ってるのです。そういうことにしておこう。.

 

2位  Kirsten Moore-Towers/Michael Marinaro 
SP 75.50 (40.99, 34.51)

 

 

モーマリでいつも感心するのは、ツイストとかスローがこれだけ低めで成功率が高いところです。最小限でミスをしないことを目標にしているんでしょうか。だから好み分かれると思います。今回もばらついてますね。スローはダンスリフトからはいってます。で、一番びっくりしたのがサイドバイサイド。別々の方向にむかってとびます。これ、案外実験プロかも。これも評価ばらけましたね。マイナスつけたジャッジは変、と思ったのかなあ。

総合、FS得点
208.49 (62.84, 70.15, 132.99)

 

あれあれ、解説が字幕ででてきますよ。ピンクフロイドです。この声はトレイシーかな。トリプルジャンプに女性のエラーがつきました。スローをえらくほめてます。たしかに、あれ、というところで大技がはいりました(笑)うん、カナダとロシアのスケートのちがいがわかります。表現も。バレエじゃないでしょ?やっているかもしれませんが、もう少しスポーツです。そうですね、現時点では滑りはボイコズより上かな。

 

3位 Evgenia Tarasova/Vladimir Morozov

 

 

SP 73.57 (38.77, 34.80)

ボレロ。ここ実力者なんですけど、すべりこみたらないのかしら?ツイストはすごくよかったけど、あとはなんだかパンチ不足というか。ボレロってトービル/ディーンの後、あまりの完成度とインパクトに長い間使われず、やっと使われるようになってからはほぼ常に勝負プロ、という位置づけにある曲です。振付はそれっぽく面白いものがありますが...サイドバイサイドで苦労するのはいつものことだけど。うううん...もともと技術は申し分なく、音楽的解釈はどうだろう、というところだったのでそのせいなのかしら。

総合、FS得点
202.29 (59.22, 69.50, 128.72)

 

 

あららら、今年もサイドバイサイドは苦労しまくるのだろうか..去年もタラソワにミスがでたのです。今年もそうかなあ。ツイストやらスローはすてきなのだけど。あらら、リフトでもミス。サイドバイサイドはしょうがないといとしても、ツイスト、スロー、リフト、スピンはばっちりきめたいところ。ここはなにせ技術が売りなんですから。 しかし、これ、何をやりたいプロなんでしょう?タラモロはそういうの多くて。Te Amo (cover) by Umberto Tozziなんですけど、イマイチコンセプトがわからない。タラモロによくある謎プロなんでしょう。きっと。
 

5位 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU
イリビロをショートだけはっておきましょう。192.47で5位なんですが、ここ今年結成したばかりのところです。転倒あって、5位におわってるのですが、伸びしろたっぷりにみえるのと、曲解釈が点数以上にできているようなかんじがします。アクセルラッソーのところのながれとか面白いし。たぶん、どんどん伸びてくるかと。

 

 

SP 68.62 (37.94, 30.68)