しつこすぎるわ、脇道にそれすぎるわで、なかなか進まないので、今回は一気に10組いきます。


7位までは、あまり面白くないかも...というのは、ペアはWCがすごくて、ヴァネシブはともかくとして、他はまずまず実力通りのできでしたので。よってほぼほぼWCの演技になってしまうという。でも、8位以降は、は!?というのばかり選んでそう...

1 隋文静 /韓聰 CHN  世界選手権

 

 

世界選手権、カップル競技は実にすごかったですよね。でも、最後の最後にもっていったのがこの実力者でした。スイさんの足、もってくれてありがとう。こういう実験的といっていいプロをローリーがつくるとき。それはいい選手に対してのときに限られている、といっていいです。来シーズンはケガがありませんように。


ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレー FR  欧州選手権

 

 

今年はヴァネシブの年になるはずだったのです。でもならなかった。WCの6練であんな衝突事故がおこるとは。でも、昨シーズンは全体を通して実に充実した年でした。チャーリー・プロをこれだけこなしたところってあったかしら。


エフゲーニヤ・タラソワ/ウラジミール・モロゾフ RUS   世界選手権

 

 

ここ、表現がどうっていう以前に、技術のたしかさに目をみはってしまうところ。サイドバイサイドぐらいですよね。プロが不可思議なのが多い気がします。そろそろ、これだ、これがタラモロだ、っていうのがきてほしい。

3. ナタリア・ザビアコ/アレクサンドル・エンベルト RUS 世界選手権

 

 

どうでもいいことを。ザビアコ、ショートカットにしてよかったです。前からきれいでしたが、特に昨シーズンは美貌が際立ったではありませんか。来シーズンは、タラモロとロシアの一位争いしてくれると思いましょうか。今はまだちょっと実力差あるかなと。


4.彭 程/金楊 CHN  中国選手権

 

 

昨シーズン伸びたといえばこの組。来季はますますのびてほしいです。前は中国No.3の位置からあがりそうな気はしなかったのですが、なんと中国で1位になってしまいました。有力ペアは方や休業、かたや病気あけ、だったというのがありますが。このまま順調にのびたら、世界選手権で表彰台、北京でも表彰台はありえるような...

5. アレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー RUS  世界選手権

 

 

若手の希望の星です!はつらつとした女性と、小難しく考えるロシア文学のエッセンスを受け継いでいるんだろうか(笑)と思う男性の組み合わせがもうなんとも。インタなど、にやにやしてきいてしまう。クラシカルなプロをやっていますが、いろんなパターンができると思うんです。来季以降に期待です。中国が若手でてきてませんので、ペアといえばロシア、という時代が久しぶりにこようとしているのか、という気がしないでも。

7. カースティン・ムーア=タワーズ/マイケル・マリナロ CAN  世界選手権

 

 

有力カナダ・ペアは、この組をのぞいてみんないなくなった、というシーズンでした。ファイナルがカナダだっただけになんだか肩入れしてしまって。来シーズンは二強の構図はかけるんじゃないかな、なんて思ってます。

リョム・テオク/キム・ジュシク  PRK  世界選手権

 

 

え、ってかんじだったりして(笑)でもこの組、けっこう好きなのです。演技みてると、北朝鮮って政治的には?しかとびかいませんが、それでもいいところもあるよね、だってこの演技、なんて思ってしまう。振付がジュリー・マルコットなのもいいのかしら。SPではミスがでましたが、FSはがんばりました。

 

ゾーイ・ジョーンズ/クリストファー・ボヤジ

 


ふふふふ、まさかここをもってくるとは思われなかったでしょう。でもこの最年長ペア、欧州選手権ではいつも応援してしまうのです。男性29歳はともかくとして、女性は39歳ですよ。お子さんもいらって、趣味がbeing a motherなんて書いてらっしゃいます。なのに、なんとPBをWCでだしました。すごいです。来季はあるのでしょうか?

10. アナスタシア・ミーシナ/アレクサンデル・ガリアモフ RUS ジュニア・グランプリ・ファイナル

 


最後にジュニアを。シーズンが深まるにつれて、SPはあれ、という失敗があったりしました。ロシア選手権ではやはりシニアにくらべて影がうすかった。でも、たいへんロシア的なこの演技、なかなか強烈で気に入ってます。体格差がありすぎるロシア・ペアにあって、この組は身長差がほどほどというのも気に入ってます。