結果ページ https://www.fsrussia.ru/results/1819/rusnat1819_ENG/index.htm
詳細結果 https://www.fsrussia.ru/results/1819/rusnat1819_ENG/SEG001.HTM
プロトコル https://www.fsrussia.ru/results/1819/rusnat1819_ENG/Men_SP_Scores.pdf
ちょっとだけ。優勝はコフトゥンかコリヤダになりそうです。なんとなんと。アリエフは例によってジャンプミスで乗り遅れました。乗り遅れすぎ...これでは欧州でみられなくなるじゃないですか。ふつうに考えると、3位争いはサマリン、ラズキン、(まさかの)ドミトリエフとなりそうです。しかし、最初に、お久しぶりのペトロフみてしまいました。
1位 マキシム・コフトゥン 95.14 (50.67 45.47)
4S+3T 4T 3A<転倒
なんと、復帰したコフトゥンが首位です。それも3Aが回転不足で転倒したというのに。なんともロシアらしい高い得点がでて笑いましたが、点数はともかくとして、なかなかよかったのです。PCSに3つも9点台がきたのはなんだろう、さすが甘いロシア選手権、とは思いましたけど、前よりも身体がきっちりできているかんじで、よかったです。しかもコフトゥンらしい痙攣っぽい動きがなかったような。あの動き、まねてきゃっきゃと笑って性悪振りを発揮していたのです(^_^;)もうトップじゃなくなったから、変なプレッシャーをかんじなくなったのがよかったのかなあ。
2位 ミハイル・コリヤダ 94.70 (48.44, 46.26)
4T+3T堪 3Lz 3A(SO)
お願い、いいかげん、なんとかまとまったプロ見せて、という願いが通じたんでしょうか。変な跳び方でしたけど、なんとか転倒せずに堪えました。なんでしょ、このスローで軸足の動くスピンは。そういや副鼻腔炎で入院していた、という書き込みをみたような。直前に入院していたのなら、出場しただけですごいうことかも。もしかして、去年にまして4回転に問題がありまくったのは病気の影響だったのでしょうか。鼻呼吸できなかったとか。となるとこれからどんどんよくなる、のかなあ。ということはWCあたりは絶好調でまた表彰台にのぼるとかがあるの???でも冗談抜きにそれぐらいやれるポテンシャルもってますよね。
3位 コンスタンチン・ミリュコフ 90.05 (49.08, 40.97)
4S 3A 3Lz3T
うそのようにまとめてきました。なんというか、バレエの基礎のあるスケーターの渋い演技でした。きっちりまとめて穴がない演技というか。
4位 アレクサンドル・サマリン - 83.24 (41.03, 43.21, -1.00)
4Lz(手) 4S(転倒)+COMBO 3A
3Aも謎軸ですから、ジャンプ3本とも失敗というかイマイチです。とはいえなんとか3位にはいりました。執念が実ったのかなあ。CCoSpはレベル3でVついてしまいましたね。
5位 アンドレイ・ラズキン - 81.43 (41.01, 40.42)
4T< 3A 3F3T堪
ノーミスにかなり近い演技だったかも。毎年のことながら、王子系ロシアって絶滅寸前の稀少種となったのだ、というのをロシア選手権で感慨にふけらずにはいられない(笑)のですが、今年のラズキン王子はどうしたことか、たいへんたいへんがんばっているではありませんか。なんだかこの曲でもよくみえてきました。
8位 ドミトリー・アリエフ 71.74 (30.66, 42.08)
3Lz3T, 4T(ur,fall), 0A
おおおい、4Tで転倒して動揺してしまったのでしょうか。アクセルまでなくなってしまいました(>_<) しかし、このステップのすばらしさ。レベルはたしかにとりこぼしてますよ。クラスタのところでしょ。でも、繊細な感情表現もスケーティングもすばらしいでしゃないですか。これが欧州やWCでみられないなんてうそでしょ。フリー(これもたいへん気に入っている)では上位に呪いをかけたい気分です。ラズキンのFSは好きなんですけどね。
