例のルール改正にむけた会議に先立って、ISUアジェンダが発表されているのですが、まだちゃんと読めていません、、、各国とテクニカルパネルがいろいろ提案をだしています。

135ページとかなりのボリュームがありまして、画面でそれだけまともに見るのはできそうな気がしなかったので、フィギュア関連だけ50ページほど印刷して真面目に読むしかなさそう、と思ってたら、シエナさんが訳出してくださってましたのでリブログします。たぶん、残りも期待できそう。ありがとうございます。

原文をぱっとみただけでも、いろいろな案がでてます。GOEとPCSのジャッジは分けるべきだとか、著しいお国びいきがでた場合は処罰を加え、降格させるを明記しようとか(なぜ今までなかったんだろう)、ジャンプは1種類1本(これはかなり厳しい)とか、3回転と4回転をあわせて6つのクリーンなジャンプを跳んだ場合はボーナスを与えようとか。想像つくかもしれませんが、この6つのジャンプにボーナスをと言ってるのは日本です。例の単独ジャンプの前のステップ要件が削除になってますから、ステップ要件を厳しくとるんじゃなくて、なくす方向でいくようです。まあ、これでも公正になるといえばなりますか。ステップいれている選手にしっかりGOEをつけてくれたらいいでしょう。それも難度にあわせてGOE1と2にわけてほしい気がする。難しいことやっても、スピードがガタッと落ちるみたいに質が悪ければノーカウント扱いで。あとザギトワの演技で議論がでた後半10%のボーナスも、本数を制限しようという意見がでてます。

PCSの係数はオランダが1.20と2.40に引き上げようといってます。提案通り、ひきあげるしかないのじゃないかしら。ほんとは100以下でTESとPCSが均衡するはずでした。ところが今や、TESは100点超えが当然、一方PCSは100点が最高点でそれ以上は絶対にいけない仕組みとなってます。これで落ち着いて均衡がもどるだろうという判断かな。でも、TESとPCSの均衡をはかるなら、係数はもっと過激にあげるほうがいいんでしょう。10年しないうちに5回転に挑む選手でるんじゃないかしら。いや、この4年以内かもしれません。5回転が主体になることは今後20年以上、ぜったいにないでしょうけど。となるとまたTESがはねあがるでしょう。だいたいGOEが11段階でTESが膨れ上がる可能性ができてしまっているのですから。SPは2.00、FSは3とか、4とかにしてもいいのかもしれません。たぶんそうしないと、TESとの均衡は長続きしますまい。

TESが改革案の主体になっているように思えましたが、一番改革しないといけないのはPCSじゃないかしら。なにせPCSはこの数年であがりすぎました。たぶん、1項目あたり、平均して1~2点ぐらい今よりも点数が落ちるぐらいに改革するのでちょうどでしょう。6点制時代に満点を連発していたプルシェンコが今のシステムになってPCSは8点台になり、他はうまいと思えるスケーターでも、7点とか6点になりました。それぐらいやらないと、改正の意味はないかも。

昨日の動画をみたときに、思いうかべたのがランビエールの点です。よくて8点台前半、7点台もけっこう多かったはずです。トリノで銀をとったときもオール7点台ですし。

トータルがランビ史上最も高い2010年オリンピックのときだけみても、ランビエールはSPのINでこそ9.15と9点台とりましたが、SSはSP 8.50 FS 8.30、TRはSP 8.20 FS 8.05でした。そりゃジャンプミスは一杯ありました。でも、昨日の記事の動画でとりあげられたスケーターでSSとTRがランビエールを超える選手っているのかしら?昌磨君は片足滑走のバラエティふやせたらたぶん。ラトデニ君は昨年のアイスショーでランビと滑っても大きく見劣りしないように思えましたので、いずれは師匠超えするかもしれません。シーズン前半ではFSの前半部分はランビに代わりにすべって、すべって、などといっていたのですが(笑)、世界選手権のときにはそんな考えはふっとびましたし。あとの選手は1点以上、もしかすると2点以上差があるように見えるのですけど...