https://kozukablades.com/?t=1&cn=ZmxleGlibGVfcmVjc18y&refsrc=email&iid=5bcdd1f6c03146d595d8b58337d9fc8c&uid=823925489664425984&nid=244+272699400
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180429-00830641-number-spo
https://www.jsports.co.jp/press/article/N2018042619585706.html

小塚君が開発したブレードがニュースにもとりあげられて話題になってます。これ、いいかもしれません。

なにせ、今までは3つのパーツを溶接して1つの形にして、靴にとりつけられていたといいます。想像がつくとおり、溶接部分は弱いですから、そこからおれてしまうわけです。四回転跳ぶ男子など、靴の負担が大きいですから、早々におれたり、まがったりします。それがなくなるというのです。

たしかに靴のトラブルってよくききます。

たとえばネイサンはずっと靴のトラブルに悩まされている選手に見えます。昨年の世界選手権がそれだったので、先シーズンは違うのだろうと思ってたら、スケアメでもやはりトラブルがあった模様。昨年の世界選手権の時は、管理の問題なんだろう、と安直に思ってましたが、スケアメのときにはさすがにこれは靴の問題かも、と思ったところでした。スケアメのときのトラブルは、アルトゥニアンが刃をいじって、急場をしのいだはず。ちょっと記事を確認できなかったので、具体的になにをしたのかがわからず、いいかげんな記憶ですみません)。

先シーズンに靴問題で苦しんだ選手は思い出すだけでも、ジュンファンに昌磨君がいます。この二人とブレードが関係あるかどうかは知らないのですが、靴は足の負担を軽減してくれるものである一方、トラブルのもとでもありますから...

靴は多少なりとも進歩しているようにみえます。軽量化がはかられたりしてますし。まだ不十分なのかもしれないけど。でも、ブレードはこれまで進化はなかったようです。

小塚君が開発したブレード、いろいろ面白い特徴があります。いくつか箇条書きで。

I. 角を丸く削ってあるブレードらしいのですが、これには次の利点があるとか。
1.もったときのケガの傷を防ぐ
2. 大きな衝撃を和らげる

1はいいかえると、スピンの練習でケガをする選手が多い、ということですよね。ビールマンの練習って腰だけじゃなくてこんな危険もあったのね...

II. 金属も固ければよいとしないで、人の膝と同じようにしなやかな性質をもたせて衝撃をやわらげる。

III. 10ミクロン以下の誤差で管理する環境と加工技術をもつメーカー(山一ハガネ)と提携して徹底的に研究。その結果、99%の同一品質をもち、ばらつきによって選手のパフォーマンスをそこねることのないブレードができた。

おおお~!ものづくり、という言葉をきくと、ちょっとアレルギー反応おこすところあるんです。私、メーカーにいましたので、「ものづくり」なんてわざわざ呼び名をつけてよんでいる日本の技術、実体は実はたいしたものじゃないのではないか、と疑ってしまう妙なところあります。コストとみわないケースも多いですし。一時的に効果をあげても、すぐに他においこされて、負の資産になったりしたのをみてるので。あと経営の判断がからむと、経営(この場合は必要な負担を惜しんで目先の利益に走る態度をいってます)>技術的良心になって悪質な結果をまねくことも。でも、一方として、職人気質に沿ってきちっとやるところはもちろんあるんでしょう。山一ハガネはそういうところのようですね。それならばすばらしいものができそう。

IV.高い耐久性

フィギュアスケートの歴史を大きく変える、という大きな野心とともにスタートしたこのブレードプロジェクト。まだまだ進化をめざすとか。本当に未来を変える存在となり、アスリートの身体の負担が少しでもへるようになるといいですね!