1. Nathan Chen USA - 297.35 (127.64, 87.44, 215.08)
2. Vincent Zhou USA - 276.69 (112.24, 79.92, 192.16)
3. Mikhail Kolyada OAR - 264.25 (91.62, 87.94, -2.00, 177.56)
5. Alexei Bychenko ISR - 257.01 (89.08, 83.80, 172.88)
6. Keegan Messing CAN - 255.43 (84.88, 85.44, 170.32)
7. Daniel Samohin ISR - 251.44 (89.03, 81.72, 170.75)
8. Jorik Hendrickx BEL - 248.95 (81.79, 82.42, 164.21)
9. Junhwan Cha KOR - 248.59 (84.94, 81.22, -1.00, 165.16)
10. Michal Brezina CZE - 246.07 (76.58, 84.34, 160.92)
11. Misha Ge UZB - 244.94 (74.96, 86.08, 161.04)
12. Keiji Tanaka JPN - 244.83 (85.64, 81.14, -2.00, 164.78)
13. Deniss Vasiljevs LAT - 234.58 (76.42, 80.64, -2.00, 155.06)
14. Brendan Kerry AUS - 233.81 (73.33, 77.42, 150.75)
15. Matteo Rizzo ITA - 232.41 (80.86, 75.92, 156.78)
16. Paul Fentz GER - 214.55 (66.98, 72.84, 139.82)
17. Han Yan CHN - 213.01 (53.80, 79.58, -1.00, 132.38)
18. Morisi Kvitelashvili GEO - 204.57 (63.35, 70.66, -6.00, 128.01)
リザルト
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/SEG002.HTM
13 ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー)
3A2T, 3A, 3S, 3Lz2T2Lo, 3Lz, 3F, 3Lo2Lo, 2A
4回転のないプロです。クリーンかどうかがポイントになるのですけど、前半はきれいにきめました。アランフェスで、フラメンコの音を途中につかいます。あまりフラメンコ
っぽくはありません。単なる音楽の切り替えにつかっているだけですか。一つレビュー対象になりましたが、まとめましたね。オリンピックに照準をしぼってきたというすべりでした。2Tの繰り返しをしっかり避けて減点を防ぎました。機転がききました。これができるかどうかで大違い。
14 キーガン・メッシング(カナダ)
3Lz, 3T, 1A2T2Lo, 4T2T, 3S3T, 3A, 2Lo, 3F(e)
でだしからいえ、ポーズをとったところから、キーガンの世界が始まりいます。今日は4Tも決まりましたよ♪3Aはぬけましたけど...なんかカナダって、いつのまにジャンプの失敗が多い国になってしまったような。とくに3Aの呪いがかかってますよねえ。ミスター3Aも、4回転をはじめて跳んだのも、4回転コンボをはじめてとんだのもみんなカナダ人なのに...でも、すべりのスピードや伸びは脈々と受け継がれているといえましょう。キーガンもそれですもんね。さらにはカートあたりから?と思えるような表現も。とにかく表情豊かです。ああ、楽しかった。たぶん私はチャップリンプロが根本的に好きなんですが(笑)それでも、ハビとキーガンの今期のチャップリンはよくできてると思います。FSも総合点もPBでました。やりましたね。
15 ビンセント・ジョウ(アメリカ)
4Lz3T(タケノコ), 4F(<?SO,手), 4S(ur?), 4Lz(UR?), 4T, 3A2T, 3A(堪), 3Lz1Lo3F
この曲、ロミジュリよりはあっていると思うんですが、ヴィンスみると曲はなんでもよくてジャンプに注目しちゃいますよね、、、イーグルのエッジとかみてると、スケーティングに力をいれてるんだろうとはっきりわかるですが、ほとんどの部分がジャンプの前の助走にしかみえないところが根本問題なんでしょう。それだけ難しいエレメンツをやっているのだけど。ステップシーケンスやコレオだとスケーティングがよくなったように見えるのはネイサンと同じだ...ただネイサンのほうが曲にあった表現しているようにみえるのがちがいですか。Tレビュー前は120点こえてましたが、レビューでもOKとでたようです。少々ひかれたのはなんだったのでしょう。
16 ミハイル・コリヤダ(ロシア・OAR)
4Lz(転倒), 4T+3T, 3A+2T, 4T(堪), 1A, 3Lz+2Lo(<?)3S(SO), 2Lo(両足), 3A(転倒)
この選手、ジャンプが成功すればすごい点でるはず。なにせ高くてみごたえたっぷり。さらにはスケーティングがうまくて、表現力もあります。独特、ですもん。みなきゃ損って気分になります。でも、高いジャンプってやはりコントロールが難しいんでしょう。同じ傾向だなと思うのがケイトリン。高さをおさえることである程度の安定はしてきてますけど...4回転ルッツじゃ高さをおさえることもできませんもんね。4Tのほうがまだコントロールしやすいはずです。4回転でミスがでるのはともかく、3Aが1Aってのはいけません。コリヤダって団体戦ふたつもすべったじゃないですか。あれがいけなかったんじゃないの、と悲しくみてしまいました。団体戦は北京ではぜひぜひ最後にしてください。もうWCでリベンジするしかありません。年に1、2回はすばらしい演技をするんですもの。今季はあと1回はできるはずです。
17 ミハル・ブレジナ(チェコ) 12:52
4S(SO) 43A2T, 2S, 3A, 3Lo, 3F2T2Lo, 3Lz, 3S(hand,step)http://
なんとか一桁の順位でフィニッシュを。最初のリズムのとりかたと振りってリショーですねえ。好みわかれそうだけど、私は好きです。この選手も黒いエッジですよね。エッジがよくみえるのはいいことです。いっそのことみんなそうしてくれかな。なんか、おの頭、リバー・フェニックスを思い出してしまいました。誰もそんなの思わないかしら。ジャンプミスがたくさんありましたがPBです。5年ぶりの快挙です。それだけ長い間、苦しんでたんですねえ。しかし、第3グループ終了時で総合10位ですか...
18 アダム・リッポン(アメリカ)
2A, 3F+3Lo, 2A, 3A+2T+2Lo(UR), 3A, 3F3T, 3S, 3Lz
オリンピックでこの名作が見られるなんて。今日も4Lzは回避してきました。それでいいんでしょう。この大会、いえ、今季って4回転の長所と短所がはっきりでたと思うんです。男子はオリンピック個人戦にいたるまで、失敗の山の試合ばかりでした。4回転失敗して、残りもだいなしのプロってたくさんありましたよね。ジェイソンなど、それでオリンピックを逃したようなものです。もちろんより難しい技に挑んでいくのはアスリートとして当然のこと。でも、芸術として見るのなら、ある程度の完成度をあげてから試合でやってほしいという思いもあります。GOE2とはいいませんけど、成功すれば1ぐらいつく質をせめてめざしてほしいです。レビュー対処うになったエレメンツもあるとはいえ、ひたすら美しく、最後には絶品のスピンでしめくくってくれたアダムの演技をみてあらためて4回転のある演技とない演技の意味を考えてしまったのでした。