| FPl. | Name | Nation | Points | SP | FS | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Evgenia MEDVEDEVA |
|
233.41 | 1 | 1 | |||
| 2 | Kaetlyn OSMOND |
|
218.13 | 2 | 2 | |||
| 3 | Gabrielle DALEMAN |
|
213.52 | 3 | 3 | |||
| 4 | Karen CHEN |
|
199.29 | 5 | 6 | |||
| 5 | Mai MIHARA |
|
197.88 | 15 | 4 | |||
| 6 | Carolina KOSTNER |
|
196.83 | 8 | 5 | |||
| 7 | Ashley WAGNER |
|
193.54 | 7 | 10 | |||
| 8 | Maria SOTSKOVA |
|
192.20 | 6 | 11 | |||
| 9 | Elizabet TURSYNBAEVA |
|
191.99 | 10 | 8 | |||
| 10 | Dabin CHOI |
|
191.11 | 11 | 7 | |||
| 11 | Wakaba HIGUCHI |
|
188.05 | 9 | 12 | |||
| 12 | Mariah BELL |
|
187.23 | 13 | 9 | |||
| 13 | Anna POGORILAYA |
|
183.37 | 4 | 15 | |||
| 14 | Xiangning LI |
|
175.37 | 16 | 13 | |||
| 15 | Loena HENDRICKX |
|
172.82 | 17 | 14 | |||
| 16 | Rika HONGO |
|
169.83 | 12 | 18 |
1位メドベジェワ 154.40
ううう、著作権の関係とかでブロックされてしまって、youtube画像をはることができません![]()
かわりにDailymotion で。またけされるのかな。。。
しかし、今季の絶対女王にふさわしいすべりでした。自身がもつ歴代記録(FSと総合得点)の両方を塗り替えました。例によってGOEは2と3が非常に多く、ステップシーケンスは満点の2.10を達成しました。いつもにくらべてスピンがやや回転遅いように見えたのが難点といえば難点。それぐらいです。重箱の隅をつつくみたいな指摘です。それにしても3Sもタノって,,,
むろん、PCSはひときわ高いもの。10がPEで2人でてます。
ジャパンオープンで見たとき以来、技の難しさだけでなく、音楽性と演技力に圧倒され続けています。もう望むことは1つだけです。今季は体型変化の兆しも...でも、そんなものにめげず、来期もこの滑りをみせてください。それも大人っぽさを加えてなお素敵に。オリンピックでこのレベルの滑りが見られないなんて、考えたくもありません。
2位 オズモンド 142.54
真央ちゃん目当てにみたフィランデルフィア杯での演技でびっくりして以来、今季こそまちがいなく、くると、思ってました。がショートはともかくとしてフリーは...
シーズン最後の最後にやりました!コメントに前に書いた通り、ケイトリン事件と呼ばせてもらいましょう。やっと後半もジャンプを決めることができました。やはりきまれば後半もすばらしい質のジャンプじゃないですか。この幅と高さがでますか。2つ目の2A+3Tの着氷が乱れたことをのぞけば完璧でした。
これだけすばらしい豪快なジャンプがあるとはいえ、ジャンプだけの選手の選手とはかけはなれています。完全なホールパッケージです。
他のエレメンツをきっちりそろえることができ、音楽性と表現力(メドベに並ぶ今季の女優賞でしょう!)があることです。ショートの雰囲気とまったく変わったこの可憐さ、柔らかさ。ラボエームのミミが抜け出してきたみたいです。ステップシーケンスをとりこぼしたせいか、複数名のジャッジが8点台をつけ、SSは9点にあがりませんでした。でも9点ついていい滑りに思えます。TRはジャンプ前の入りが見える(準備動作がはいる)のが響くのかもしれません。
でも、ロシアとはまったく異なる味わいのある滑りです。期待されながら、ケガに泣かされた選手がやっと大輪の花を咲かせました。来シーズンも期待します
3位 デールマン 141.33
すごい!3T+3Tで興奮しちゃいました。155cmという小さな人ですよ。なぜこんなにパワフルに幅をとべるんです。男子みたい。史上最高といっていいレベルかもしれません。さすがに後半になれば迫力はなくなってきますが、それにしても。最初のジャンプだけでも、最後まで見ずにはいられなくなるような破壊力です。でもスピンもいいです。彼女もクリケの目指すホールパッケージといっていいんでしょう。音楽はみじんもはずさず、まだ荒いとはいえ、滑りの豪快さと音楽のはずみと楽しさが一体化します。フィギュアはやはり単なるジャンパーよりホールパッケージでなければ。
あとはSSをもう少し、というところでしょうか。ぐわっと伸びる力強い滑りという大きな長所があります。細部のコントロールできるようになるともっと体がつかえるようになるはずです。緩急もつくでしょう。曲によっては、IN、COMもあがる可能性もあるように見えました。かなり叙情的な曲すらこなせるようになるかもしれません。TRは、ジャンプ前の動作の問題に思えます。しかし、あのジャンプを女子で跳ぶには、なんらかの準備動作がどうしてもでてしまうように思うのですが,,,
こんなに伸びると思いませんでした。この大会でショート、フリー、総合得点とも大幅にパーソナルベストを更新です。なんとカナダ、3枠です。
それにしても、ローリー・ニコルがデールマンの個性を生かすすばらしい選曲、振付をしました。クリケ組はローリーは基本、使わないと思っていたんですけど、デールマンはずっと使い続けています。来シーズンもローリープロかな。ぜひいいプログラムでオリンピックシーズンを戦ってください。
メダル3人はすばらしい演技でした。
でも、残りは、去年の得点を大幅に下回りました。去年の得点をのせますので、上と比べてみてください。去年は7人が200点越えしています。wikiでショートとフリーをうまくまとめてあったので、そこからとりました。
つまり、今年は、去年の水準でいくと、4位のカレン・チェンが8位、5位の三原舞依ちゃんが9位、6位のカロリーナが10位なのです...ジャンプの失敗が相次ぎ、呪いでもかかっているのか、と思えた四大陸の再現に見えました。ショートが終わった段階では女子も神大会だと思ってたのに、蓋をあけてみると悲しい試合でした。
4位のカレン・チェンは米国選手権でポテンシャルにおどろいた選手です。今回は、前半はわりあいよかったと思います。ところが3Lz、2Aの失敗が響きました。ただSSやINに可能性を非常に感じる人です。来シーズンこそ飛躍の年になる可能性があります。
5位の三原舞依ちゃん。今季で一番よかったですね。これまで成功したジャンプのGOEは1度2をつけたことはあるものの、あとは0か1しかつけたことなかったのですが、前半のコンビネーションは2でもいいかな、とはじめて思いました。しかし、PCSは8点台もでるパフォーマンスなのかしら???自分では7.5、7.0、8.0、7.5、7.5をつけてました。SPに次いで、またしても実際の評価と大幅にちがい、そのくせなぜかJ2(SPでJ8だった人)とほぼ同じ点になったのに苦笑いしてます。
それにしても、PCSの評価基準がわからなくなってきました。GOEとやはり連動するのか、それとも大きな大会で優勝した者には高めにでるのか...自分の評価がおかしいだけなのか。でもそれなら、同じような点になるジャッジっていないはずだし...オフシーズン中の研究課題です。ジャッジ別に傾向を分析して、自分の見方が必要なら修正、不要なら開き直って来シーズンを迎えたいです。


