脳の血流が上がることを脳の活性化と言います。
脳の血流を上げる方法で一番簡単なのは、運動です。
運動をするために使われる脳の場所と勉強で使う場所は同じではないのですが、運動することで、どちらの血流も上がるそうです。
ただ、血流が上がること=脳を最大限に利用していることにはなりません。
実は、血流が上がっている時は、血液の流れが速すぎて、赤血球から効率よく、酸素を貰うことができないそうです。ですから、運動して少し落ち着いた時が一番脳が活動しやすい状態なのだそうです。
ですから、運動をした後、少し休憩をしてから勉強をするというのが効率がいいようです。
逆に言うと、運動ほど、血流を上げない程度の運動量がベストということになります。
運動に準じる脳を活性化させる方法は、ピアノの演奏です。
ピアノの演奏は、10本の指を使うので、脳を使用する部分がかなり広くなります。実は、これに匹敵するのが、歌うことです。歌うと、指を使うのと同じくらいの広さの脳を使用します。その上、しっかり歌えば肺など様々な臓器も使い、結果として十分に脳が活性化されるのです。
以前、水泳教室の後に来る子供がいましたが、来て30分くらいはすごくできるのですが、30分くらいで体力が尽きてそのまま寝てしまう子どもがいました。
勉強前の運動やピアノ、歌は、15分程度にして、疲れないようにすることも大切です。