運動をしなくても食べ物や飲み物で脳を活性化できれば、時間もかからないので、試験の直前とかでも利用できて便利ですよね。
実は、紅茶が脳を活性化できることが分かっています。この実験では、コーヒー、紅茶、エナジードリンク、水を比較しています。
なんと紅茶は、「交感神経の活動を適度に抑えて、自律神経のバランスを整え、緊張を緩和させ、活力をアップさせる」パーフェクトな飲み物なのです。
ただ、紅茶にはカフェインが含まれており、このカフェインもその効果の一翼を担っているために、除外することもできません。
ですから、小学校高学年以降のお子さんで1日1杯が限度となります。また、カフェインが良質な睡眠を阻害するのを防ぐためには、寝る4時間前までに飲んでおく必要があります。
慣れてくると、カフェインをとっても寝れなくなることはなくなりますが、その場合でも、睡眠が浅くなり、十分な睡眠がとれなくなってしまいます。
脳への影響はわかりませんが、韃靼そば茶、麦茶などを取ると、血液さらさらになることが分かっています。
そういったことを踏まえて、食事や飲み物に、気を使った生活を心がけてください。
~精神神経科医で産業医の古賀良彦先生 研究~