成人の日、お友達に劇団四季「Cats」の親子ペアチケットを譲っていただくという幸運に恵まれ、シアターキッズである長男とふたりで大井町のキャッツシアターに出かけました。
*シアターキッズ(theater kids)とは、演劇やダンス、歌唱、ミュージカルなどのパフォーミングアートにいそしむ子どものこと。
劇団四季の公演を観るのはふたりとも初めて。シアターグループの仲間たちはこぞってCatsやライオンキングを観に行っていて、長男にも行きたいかどうか聞いたことがあったのですが、英語で観たいから。と、興味を示していませんでした。
でも、先月の英語歌唱コンテストでCatsのナンバーを歌ったことがきっかけで興味がわき、観てみたいという気持ちになっていたようです。
「Cats」にはストーリーらしいストーリーはない、ということをネットで読んでいたので、歌やダンスを楽しむつもりで臨みました。
劇場に足を一歩踏み入れた途端、場内の装飾に目を奪われました。そして始まる猫の世界。四季団員の歌やダンスが上手なのはもちろんですが、なんといってもライブの迫力に圧倒されました。また、舞台装置や小道具・大道具などにもCatsの世界観が見事に再現されていて、とても印象深かったです。
夜に、まだ興奮さめやらぬ長男といろいろ話している時に「今まで4年間、日本語を勉強してきたけど、始まる前は日本語の歌詞がちゃんと聞き取れないかも?と思っていた」と言われました。
劇団四季に興味を示さなかったのは、そういう心配もあったようなのです。でもふたを開けてみると、何を言っているのかほとんど理解できた!と嬉しそう。
スキンブルシャンクスの鉄道猫の歌や、マジック猫の連続フェッテ(バレエの動き)、そして超有名な「メモリー」にとても心を打たれたようでした。
休憩時間には舞台の上を見学するツアーもあり、大満足の劇団四季公演になりました。
こうなると、ライオンキングも観に行きたいとのことで、また近いうちに大井町に観劇にでかけるチャンスがあるかもしれません。