夫婦別姓にこだわりがあったのが大きな理由でしたが、アメリカ人の彼とライフ・パートナーになろうと決めてから改めて理解したこととしては、
・婚姻届を出して法的に夫婦とならないと、お互いに合法的に相手の国に住むことが難しい
・相手が外国籍の場合は、婚姻届を出しても夫婦別姓が可能である
ということでした。
また、結婚した当初、宗教の違いを理由に反対していた夫の母親からは「グリーンカード目当てなんでしょう」みたいなことを(本心ではなかったと思いますが)言われたことがありました。
そのときも、夫と「でも実は、結婚という形をとったのはやっぱり結局はグリーンカードをとって合法的にアメリカに滞在するためとも言えるよね~ わはは」という結論に(笑)
お互いに相手の人生にコミットすると決めたけれど、婚姻届を出さなくても他のビザをとるなどの形で同じ国にいる方法があれば、その「紙」にはこだわらなかったかもしれません。
土曜日のセミナーでも触れる点ですが、私が今から振り返ってみて思う二人の結婚に対する態度というのは、
"I am happy right now and I want to share the joy with you"
と言うものだったと思います。
「あなたがいなければ生きていけないから」ではなく「一人でも幸せだけど、あなたとシェアするともっと楽しい」ということ。
"You complete me"という台詞が有名になったトム・クルーズ主演の映画がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150311/10/mypeacefulfamily/60/fd/j/t02200138_0800050013241511066.jpg?caw=800)
これは響きはとてもロマンチックなのですが、実際には「自分には欠けているものがあってそれをあなたが満たしてくれる」ということ。度が過ぎると依存にもなってしまいます。
私自身は、真面目に生きている人が好きなライフスタイルを選ぶことができて、周りから過剰にとやかく言われないのが豊かな社会ではないかな~と思います。
結婚も人生の選択肢のひとつでしかないし、していないからといって何の引け目も感じる必要はないはず。
そして"I am happy and I want to share the joy with someone"と本心から思っている人は、やはり魅力的ですので、結婚という形ではないにしても、人生を分かち合うパートナーになり得る人と出会いやすいのではないでしょうか。
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