日本がハーグ条約に加盟してから半年が過ぎました。
こちらの記事によると、この半年で
・子の扱いを巡る外務省への援助申請は73件
・日本在住の親から海外の親への申請は、返還8件、面会13件
・海外在住の親から日本の親への申請は、返還9件、面会43件
ということになっています。
日本在住の親はほぼ全員日本人であることが予想されますが、今年7月に初めてハーグ条約が適用された例のように、海外在住の親が日本人という場合もあるようです。
まだ全体のケース数としては少ないのかもしれませんが、ハーグ条約に加盟する前に懸念されていた、DVの場合には返還しなくてもよいという選択肢について、実際に免除になった例があるのかどうか気になるところです。