「アウェイ」な環境に身を置くこと | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

「常に「アウェイ」な環境に身を置くことの大切さ・・・」という記事を読みました。

この記事では主にビジネスのシーンについて、未知の分野に飛び込むことで成長するという趣旨のことが書かれており、例としてソフトバンクなどが挙げられています。

でも「知らない環境に身をおくことで成長する」のは、人間の人格形成という意味でもそうでしょうし、ある意味カップル単位でも同じことが言えるのかな~と、読んでいて思いました。

何年も一緒にいて、ずっと同じような環境にいると、日常に起こる出来事も多くは想定内のことばかり。

居心地がいいのはもちろんですが、それだけにあえてそういう場所を出て冒険してみよう!という気持ちはなくなってくることもあるかもしれません。

「人生というのはこういうもの」、みたいな数々の認識(思い込み)が出来上がってしまい、その自分の思い込みの中から出られなくなり、新しい可能性を追わなくなる状態が「成長が止まる」時なんだろうなと感じました。

この部分も、カップルとして「私たちのライフはこんなもの」という思い込みが年々強まるにつれて、成長のスピードはゆっくりになりいずれ止まる・・・というふうにも言い換えられるかと思います。

だからといって子どももいるし、住宅ローンもあるし、簡単に冒険はできないよ・・・など、さまざまな事情はあるでしょうが、例えば今まで行ったことのない地域に旅行したり、やったことのない趣味(夫婦でダンスとか!)に挑戦する、あるいは新しい言葉を一緒に習ってみるなど、意識をちょっと変えるだけで、出来ることはたくさんあるのではないでしょうか。

長い目で見ると、子どもたちが巣立ってまた二人だけになる頃にはすっかり老成してしまって、好奇心もなくなっている場合もあるかもしれないので、まだ子どもたちが家にいていろいろと刺激があるうちに、夫婦でなにか新しいことに挑戦するという素地みたいなものを作っておくのは、意外と大事かもしれません。