「トム・クルーズに学ぶ、慰謝料を安く抑える方法」という記事を読みました。
記事を読むまでもなく、慰謝料を安く・・とくれば「プレナップ」。婚前契約書のことです。
ただ、この記事を読んで驚いたのは、前の奥さん(ニコール・キッドマン)との離婚のときに90億円もの慰謝料を払ったという部分。
そのときは婚前契約書がなかったのでしょうか(周りでアドバイスする人がいなかったのでしょうか)?
日本人と外国人の結婚に限らず、婚前契約書というのは、結婚しよう~!と盛り上がっているときに持ち出すのは腰がひけてしまう話題には違いありません。
結婚するのに「離婚することになったら」なんて想定してプランしておくのか?と、興ざめしてしまう部分もありますし、もっと深刻なのは、どちらかが明らかに裕福だった場合、裕福でない方の人にしてみれば「あなたがお金持ちだから結婚したいと思っているの?」という気持ちになってしまうのは、ある意味自然なこと。
幸い(?)私と夫の場合は、交際当時、どちらの収入もだいたい同じくらい。貯金では私のほうが若干上回っていた程度で、それほど大きな違いはありませんでした。
また、二人がお互い「この人だ」と思ったひとつの理由として「何でも話し合えること」というのがあったので、この「離婚・婚前契約書」についても事前にそれぞれについてどう感じるかは話をしていました。
実際には婚前契約書はいいアイディアだね~といいつつも、実際に結ぶところまではいかなかったのですが、例えばお互いの裕福度が桁違いだった場合、どうなっていたかな~と考えることはあります。
もし自分たちの問題として言い出しにくい場合は、まずこういった芸能人のニュースなどで、一般論としての離婚や、婚前契約というコンセプトについてどう感じるのか、それとなく探ってみるといいのではないでしょうか。