去年の今頃、子どもの保育園の友達の誕生パーティに呼ばれました。
そのときにあった会話について「ネイティブ・スピーカーにはかなわない」に書いたので、この誕生パーティのことは良く覚えています。
確かお子さんのお父さんはイギリス人で、クァルコムというIT企業にお勤め。同じくIT技術者である夫と話し込んでいた記憶がありました。
今年も誕生パーティへの招待状が来たので、RSVP(出欠の返事)をするときに「お子さんたちとだんなさんにも会えるのを楽しみにしています」とメールに書いてみたら、その返事。
「こちらも楽しみにしてるわ」のあとに、"And just so you know we're actually in the process of getting divorced"(実は今、夫とは離婚の手続きの最中です) との一文が・・・・
ひえー、そうだったのね・・・という感じでした。じゃあ当日はお父さんはいないのかしら?と思ったら普通にいて、二人で協力してホストを務めていたので、もし何も知らなかったらたぶん気がつかなかっただろうと言う感じでしたが・・・・
やはり「離婚大国アメリカ」。既婚者だった友人と久しぶりに会うとなると、まず確認するのがその点・・・・といったら言い過ぎかもしれませんが、ある程度人数が集まればそのうち何人かは離婚という場合が多いですね。
でも、離婚しても、よほどどちらかに問題がなければ、基本的に共同で子育てをしなければならない以上、ある意味では日本よりも離婚後に「大人の対応」が必要になるのもアメリカかもしれません。
結婚するために必要な人間としての成熟度という点では、日本よりも多くのものが求められている社会であるとも言えるでしょう。