召喚されました | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

先週、郵便でこのような手紙が来ました。

$成功する国際結婚の秘訣!「国際結婚一年生」著者:塚越悦子公式ブログ

宛名をよく見ないで夫に"You've got summoned!"と言ったら、"No, YOU did".

よく見たら私宛のものでした。

Summon は動詞で、召喚する、出頭を命令するという意味です。Summonsは名詞で召喚のお知らせ、指令といったところでしょうか。そしてJury Serviceは陪審員として協力すること。

陪審員としての出頭命令ですね。

サンディエゴに住み始めてからもうすぐ丸9年になりますが、この間にこのお知らせが来たのは数回でしょうか。1年に1度ほどの頻度もないような感じです。

「残念だわ、私は市民じゃないから協力できない」と言ったら夫は”is that a valid excuse?"(それは正当な理由になるの?)

そうです、陪審員はアメリカ市民の義務。永住権保持者にはない、市民だけの義務であり特権です。

面白そうだし、権利があるものなら一度行ってみたいものですが・・・・

辞退(?)する場合、裏面で返答として"I am not qualified"という欄で理由を選ぶようになっていて、

・アメリカ市民ではない
・18歳未満である
・カリフォルニア州に住んでいない
・サンディエゴ郡に住んでいない

という4つの理由が挙げられていました。

この召喚状は、運転免許証の登録から選ばれてきているそうで、そのデータでは市民かどうかはわかりません。また、そのまま他の町や州に引っ越した場合、やはりこの義務は免除になるのですが、きちんと期日までに返答しないとならないことになっています。

ちなみに、夫もこの9年間で数回、召喚され、初日に裁判所に行きましたが、いずれの場合も「人数が十分足りている」ということで半日くらいで帰されており、いまだに本格的な裁判に陪審員として参加したことはありません。

陪審員制度をテーマにした映画やドラマもいろいろと作られていますよね。"12 Angry Men"という古いテレビドラマと映画は日本でも「十二人の怒れる男」として知られています。「日本ではアメリカの陪審制度の長所と短所を説明するものとしてよく引用される」という説明がWikipediaにありました。

私も映画版を2回ほど見たことがありますが、今から考えると、終盤のほうでリメンバランス・コースを思わせるようなシーンがあったな・・・と感じました。機会があったらまた見直してみたいと思います。