先ほどの記事の続きです。
この暴動は携帯電話やコンピュータからソーシャルメディアで連絡を取り合って組織されたという一面も含んでいますが、Facebook上で暴動を呼びかけたり、酒に酔って勢いでFacebookページを作ったりした若者2人が、そのことを罪に問われ、それぞれ4年の刑を言い渡されたというニュースを読みました。
このニュースの日本語の記事はこちら、英文記事はこちらからお読み頂けます。
結果としてはこれらの行為は暴動にはつながりませんでした。でも「暴動を呼びかけた」「犯罪を犯そうと企んだ」ということで、「見せしめ」の要素が強いながらも、司法側は「そういった行為は許されない」というメッセージを送りたかったのでしょう。
これに対して、二人を擁護するFacebookページも立ち上がっています。現時点で賛同者は500人ほど。また、刑を言い渡された若者の家族も書き込みをしていました。
そのページにコメントをしている人々の間では、「確かに彼らは馬鹿なことをした」という点では意見が一致しているようですが、4年という刑はいかにも重過ぎるのではないかという声があがっています。
中には「実際に犯罪を犯していない(暴動につながらなかったので)のなら、何を言っても罪にはならないはず」「言論の自由はないのか」と憤る声もありますが、それとこれとは話が別ではないか・・・という気もしますね。また、「暴動未遂」で4年なら、実際に暴動に参加した人々すべてにより重い刑罰が下るのだろうか、ということも気になります。
いずれにしても、今後の行方が注目されます。