"Be the Right One" | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

ここ数週間、車の中で"The Shadow Effect"というオーディオブックを聞いていました。

3人の著者によって書かれたこの本は、それぞれ自分の箇所を書いた本人が朗読をしています。

著者のひとりであるDeepak Chopraがその中で言っていたこと。

ツイッターをやっている彼は、だれかから"How can I find the right one for me?"(どうしたら、私にぴったりの人がみつかりますか)という問いかけがあったのに対して、

"Don't look for the right one. Be the right one" (ぴったりの人を探すのではなく、自分がぴったりの人になりなさい) と返したそうです。

この本では、他人の中で嫌だなと思う資質(性格や言動)は、自分の中にある弱点や欠点の中で、自分自身が受け入れられていないものの現れだ・・・という話をしています。

他人の悪口を親しい人だけでいう「愚痴大会」は盛り上がりますが、他人のそういったダークな部分に激しく(感情的に)反応している自分の中に、やはりそれだけの理由があるのだ、ということです。

そういった意味で、”Be the Right One"というのは、まず自分自身の中で、自分がまだ受け入れられていない性格や弱点について直視し、受け入れられるようになりなさい、自分自身に対するワークをしなさいということだろうと思います。

そうすることで、他人に対する見方も変わってくるからでしょう。

これは「自分に厳しく」ということとはちょっと違います。もちろん、自分で自分を見つめることは時には厳しい作業かもしれませんが、どちらかというと「こんなところもある自分を受け入れ、許し、愛する」という意味ではないでしょうか。

自分で自分に対して寛容になり、弱点や欠点についても受け入れることで、他人のそういった部分にもそれほど反応しなくなる(気づくけれども、感情的な影響は弱くなる)ということだと思います。