去年くらいから、日本とアメリカの往復の飛行機に乗るたびに機内で見ていたドラマ、"The Good Wife"。日本のNHK-BSでもやっているようですね。
"ER"という、ジョージ・クルーニーがブレイクした医療ドラマで、彼の恋人、キャロル・ハサウェイ看護婦役のJulianna Marguliesがこのドラマに主役で出ていたので興味を持ちました。
最近になってきちんとストーリーを追って見たところ、なかなか興味深いドラマであることがわかりました。
公職につく夫の裏切りから始まるこのドラマ。犯罪者として刑に服す夫に代わり、10年以上も専業主婦だった彼女が食い扶持を稼ぐため法律の世界に13年ぶりに復帰する・・・という筋書きです。
ハーバード卒の若い男性と職場のポジションをかけて争ったり、ワーキングマザーとして仕事と子育て、家庭を切り盛りしたり、裏切りをした夫と、大学時代の同級生で今は上司となった男性との間で迷ったり・・・
多くの女性が共感できるテーマをいくつも取り扱っています。
今年はアメリカで第2シーズンが放映され、もうすぐ終わろうとしていますが、一番最近のエピソードは特にラストシーンが秀逸でした。
主演のジュリアナは"ER"時代から好きでしたが、このドラマでは「こんなに素晴らしい女優だったんだ」という感じで新鮮な驚きでした。今更知りましたが、ゴールデン・グローブ賞も受賞したのですね。
かなり詳細に説明のあるこちらのブログを見つけました。このブログ運営者はERのファンとも書いてあるので、趣味が合いそうです。ただし、このサイトではエピソードの筋書きも詳細に書いてありますので、第1シーズンの最初から見ようと思っていてネタばれを避けたい人は読まない方がいいかも・・・
かなりこのドラマにはまっているファンからは、先週は再放送のエピソードだったことに腹を立てるコメントもあちこちで見られました。
確かに、前回はシーズン最終回としても通用するような出来だったので「まだあと3エピソードも残っている!これ以上何が起こるんだ!」という期待と興奮が最高潮・・・という感じのようです。
それだけ楽しみにできるものがあるというのも、幸せなことかもしれませんね。